この秋の自民党内の人事で、アート市場活性化小委員会(アート小委員会)の委員長を拝命しました。
日本のアート市場は、バブルの頃はそれなりに世界の中で存在感を示していましたが、バブル崩壊後はぎゅっと縮小して、2023年の日本のアート市場の売上約950億円は、世界市場の中でシェア1%程度となってしまいました。
日本国内で行なわれたアートのオークションの平均落札価格は861,800円と世界の平均落札価格602万円と比べてかなり低く、ほとんど(91%)の作品が1万ドル未満で売買されています。
日本のアート市場は国内向けの取引が中心で、2023年のギャラリーとディーラーの売上の84%が国内向けでした。
これまで世界のアート市場はロンドン、ニューヨーク、香港という三つの拠点を中心にまわっていましたが、香港の政治状況が一変し、今後もこれまでと同じような地位を維持できるか疑問視されている中で、韓国とシンガ
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