魚の養殖場では、年間の産出額約3000億円の3%程度にあたる約90億円の魚病被害が出ています。

他方、魚病に詳しい獣医師は全国で20人余りしかいません。

そこで、オンライン診療が必要になってきます。

ところが農林水産省は、獣医師による魚病のオンライン診療に関して、原則として初診は対面でなければいけない等というガイドラインを策定しようとしていました。

この点について、規制改革推進会議の農水ワーキンググループで議論した結果、魚病に関する獣医師のオンライン診療を初診から実施可能としました。

今月末までに、このルールを周知の上、その後直ちに施行されます。