アメリカの政府が閉鎖されるという状況が続きました。
私のカウンターパートであるポンペオ国務長官も政府閉鎖の影響で、ダボス会議への出席をキャンセルし、ダボスで会うことができませんでした。
アメリカで何が起きたのでしょうか。
アメリカの会計年度は10月1日からはじまり、翌年の9月30日で終わります。
そのため米国連邦政府の2019年度の歳出予算は2018年10月1日から始まり、2019年の9月30日に終わります。
アメリカ連邦政府の予算は総額でおよそ4.4兆ドル。
そのうち義務的経費(公的年金、メディケア、メディケイド等)及び利払費が約7割、約3.1兆ドルを占めています。
ここに関してはすでに予算が成立しています。
総予算の3割に当たる裁量的経費1.3兆ドルのうち、国防、軍事建設・退役軍人、労働・保健福祉・教育、エネルギー・水資源、立法の五分野に関しても予算が成立しています。この五分野で約1兆
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