久しぶりのおすすめの一冊です。
「旧約聖書を推理する 本当は誰が書いたのか」
リチャード フリードマン著
原作は「Who Wrote the Bible?」 by Richard Elliot Friedman
私が卒業したジョージタウン大学は、1789年にカトリックのイエズス会が創設した大学です。
学部を卒業するためには、神学を2科目履修しなければなりません。
「神の問題」または「聖書学入門」のどちらかが必修で、さらにもう一科目とらなければなりません。
私は「聖書学入門」をとり、旧約聖書を読むことになりました。
この授業の内容は、聖書はどうやって書かれたのかということでした。
旧約聖書の最初の5書をモーゼ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)といいますが、これはモーゼが書いたということになっています。
でもモーゼの死の場面が書かれていたり、モーゼは最も謙虚な人物だと書かれてい
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