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ヴィッセル神戸の主将を務めるチョン・ウヨン。キャプテンマークを巻くことに重責を感じながらも一歩一歩チームと共に成長を遂げている彼が改めて語るクラブへの想い。そしてタイトルへの決意とは。

[Jリーグサッカーキング10月号掲載]

■『組織で戦う』ということが『ネルシーニョ・イズム』

2015シーズンも早くも半分を過ぎました。ここまでの戦いを振り返ってどんな手応えを感じていますか。

チョン 今年からネルシーニョ監督が就任した中で、監督が理想とするサッカー、戦い方に順応するのに少し時間が掛かったこともあって1stステージは思うような結果が残せなかった、というのが正直なところです。ただ、その時期を『チームを作っていくための過程』と捉えるなら、すごくいい時間を過ごせたと思っています。時間が経つごとに戦術理解も深まってきたし、監督と選手との信頼関係も強くなっていきました。その中で自分たちのサッカーに対して自信を