小学校の時の転校生のA君の話です。A君はとにかく勉強が苦手で、授業中に一生懸命ノートをとってはいたようなのですが、先生から指されても一切答えられないような子でした。
休み時間にA君を見ると、さっき書いたノートを消しゴムできれいに消しているのです。せっかく書いたのに何で消しているんだろうか?と思ったのですが、特に気にはしませんでした。
そして1ヵ月くらいたった時、A君はまた親の転勤で、転校することに。A君が登校する最後の日、いつものようにA君がノートの字を一生懸命消しゴムで消しているので、気になって覗いてみました。
するとそこにはクラスのみんなの名前がぎっしり書かれていてそれを一つ一つ丁寧に消していたのです。
なんだかA君の記憶から私たちの存在を消されていってしまっているようで、ゾッとしたのを覚えています。
休み時間にA君を見ると、さっき書いたノートを消しゴムできれいに消しているのです。せっかく書いたのに何で消しているんだろうか?と思ったのですが、特に気にはしませんでした。
そして1ヵ月くらいたった時、A君はまた親の転勤で、転校することに。A君が登校する最後の日、いつものようにA君がノートの字を一生懸命消しゴムで消しているので、気になって覗いてみました。
するとそこにはクラスのみんなの名前がぎっしり書かれていてそれを一つ一つ丁寧に消していたのです。
なんだかA君の記憶から私たちの存在を消されていってしまっているようで、ゾッとしたのを覚えています。
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コメント
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(ID:16550)
名前を書いて誰にも知られず使い切ったら両思いになるみたいなおまじないがあったと思うから
忘れないためのおまじないとか、忘れられないためのおまじないとかそういうことだろうよ