「嘘ついたら針千本飲ます」という言葉がありますが、僕の友達の田舎であった話です。

 友達の父親は商売の才能があったらしく、不動産業でかなりの金持ちの家だったそうなのですが、友達が小学校に入学する頃に、その父親が胃に無数の穴が開く病気で急死してしまったのだそうです。

 どうもその父親は詐欺まがいのことで土地や物件を転がしていたらしく、周り人達から恨まれていたのだそうです。

 そして、なぜかその当時、家の門の前には毎日「大量の釘」がばらまかれていたらしいのです。

 ちなみに亡くなった父親の胃から少量の鉄分が検出されたというのですが、その釘との因果関係までは分からないそうです。