野田稔・伊藤真の「社会人材学舎」

野田稔と伊藤真の「社会人材学舎」VOL.2 NO.1

2014/03/03 06:00 投稿

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野田稔・伊藤真の「社会人材学舎」 VOL.2 NO.1

コンテンツ

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今週のキーワード
「ノンネグレクテッド・タレント」

対談VOL.2  横田響子氏 vs. 野田稔
今の日本は少しバランスが悪いそのバランスを是正することで、
日本はもっと元気になる!

第1回 女性社長たちを育て、助け、日本を元気にする

粋に生きる
3月の主任:「柳家小春」
第1回 江戸の流行り唄のスターに出会ってしまった女性

誌上講座
テーマ1 これからの日本と我々がなすべきこと
第5回 イノベーションとは現場から生まれる新結合

連載コラム
より良く生きる術
釈 正輪
第5回 自分を守る、最後の砦は自分自身

Change the Life“挑戦の軌跡”
弁護士が挑んだ政治家への道
第1回 法律を扱う立場から、作る立場へと揺れ動き始めた

NPOは社会を変えるか?
第5回 ニューヨーク発の在留邦人向け情報ネットワーク――JAMSNET

政治・行政にやり甲斐はあるか?
3月のテーマ:南相馬市の任期付職員は何を見たのか
第1回 原発事故で揺れる南相馬市の実態


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今週のキーワード

「ノンネグレクテッド・タレント」

 Will、Can、Must。この3つの言葉は、自分の人生やキャリアを考えるうえで非常に重要だ。

 Willとは意志。自分は何がしたいのか。すべきだと思うのか。
  Canは能力。自分ができること。得意なことは何か。
 Mustは義務。自分がやらなくてはいけないこと。Willにそぐわない行動理由。

 たとえば「生活のためにこの仕事をする」としたら、それはMustだ。「管理職だからこの仕事をする」。それもMustだ。「命令だからする」。もちろんMustだ。

 多くの人は、行動の理由として、こうしたMustが多すぎる。もちろん、誰にでもMustはあるが、理想はWill先行だろう。そして、好きこそモノの上手なれで、Canがついてくるのがいい。できればMustは縮小したい。

 さて、そうした中で、ノンネグレクテッド・タレントとは、原点のCanといわれるものだ。

 自分を分析すると、Mustが優勢で、Willがわからないのが普通だ。そうした場合は、まずCanの棚卸から始めるのがいい。

 Can、すなわち能力は、自分で気がついている能力と、気がついていない、あるいは忘れてしまった能力に大別される。人間の能力のある重要なパートは、昔は顕在化していたのだが、人生のどこかの段階で自ら封印してしまっているものだ。そうした能力がノンネグレクテッド・タレントと呼ばれる。幼いころの自分が得意だったこと。一心不乱に打ち込んでいたことだ。多くの場合、それらの萌芽は小学校高学年から中学生の頃に見られる。

 ところが、そうした自分の原点にあるCanは、大人になってからは活かしていないどころか、忘れ去ってしまっていることが多い。
 なぜならば、それらの多くは、入学試験や入社試験で評価されるようなものではないからだ。そのために、親から止められたり、自分で封印してしまったりしてしまう。それで普通の勉強に力を入れる。その結果、一人前にはなれても、それ以上にはなれなくなってしまう。

 たとえば当時、何よりも絵を描くことが好きだった。時計を分解しては組み立てていた。とにかく人の悩みを聞くのが好きだったなどは、高校や大学受験、あるいは就職に際しては、ほとんど顧みられることはない。

 その封印を解くためには、好きで没頭していたことを思い出してみるのがいい。その際に大事なのは、必ずしも人より点数が高かったとか、人より明らかにうまかったということばかりに目を向けるのではなく、好きだったことに目を向けるということだ。それが得意でもあったらなおいい。それは間違いなく、原点Canと言えよう。そうしたCanは、結局、自分本来のWillである可能性も高いのだ。

 だから、それが見つかったら、大人になってから身につけたCanと掛け算をしてみる。自分が本当は何をやりたいのか。それはできるのか、できないのかが自ずと見えてくるはずだ。必要なのは、実際の仕事や行動に結びつける翻訳能力だけだ。

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対談VOL.2

横田響子氏 vs. 野田稔

今の日本は少しバランスが悪い
そのバランスを是正することで、
日本はもっと元気になる!

本誌の特集は、(社)社会人材学舎の代表理事である野田稔、伊藤真をホストとし、毎回多彩なゲストをお招きしてお送りする対談をベースに展開していきます。ゲストとの対談に加え、その方の生き様や、その方が率いる企業の理念などに関する記事を交え、原則として4回(すなわち一月)に分けてご紹介していきます。
第2回のゲストは、株式会社コラボラボの代表取締役である横田響子さんです。
横田さんは、会員数1400人以上を誇る日本最大の女性社長コミュニティサイト「女性社長.net」を運営。また、J300と名付けられた女性社長が多数集結する祭典を主催。2014年には、共催で大企業と女性社長たちを中心としたさまざまなコラボレーションを仕掛け、日本を元気にしようと奮闘しています。まずは、そんな横田さんの活躍をご紹介しましょう。


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第1回 女性社長たちを育て、助け、日本を元気にする


大成功だったイベントで発揮された

女性社長たちの力量

 今年の1月22日に渋谷ヒカリエにおいて、「企業×女性起業家マッチングイベント」&「J300 in TOKYO 2013」というビッグイベントが開催され、話題になった。

 マッチングイベントの主催は内閣府やお茶の水女子大学、男女共同参画推進連絡会議、一般社団法人 神奈川ニュービジネス協議会、およびJ300実行委員会(女性.net編集部内)。仕掛けたのは、女性社長.netを運営するコラボラボの代表、横田響子さんだ。

 母体となったJ300は2009年度から毎年開催されている300人の女性社長(=女性起業家)が集結する大イベント。昨年は横浜市と共催で、秋元康氏をスペシャルゲストとして開催されたが、今年は全国行脚と大手企業マッチングをテーマとして、内閣府などと共催した。

 マッチングイベントには、300名を超える来場者があった。女性社長側は100名。対する大企業も30社以上が出席した。

 アイデアフラッシュのゲームタイムがあった。50名の女性社長が3チームに分かれ、10分間で事業アイデアを出すというものだ。規模の大小はあるが、150以上の斬新なアイデアが提案された。
 女性社長のしなやかな発想力を目の当たりにした。男性にはちょっと真似ができないのではないだろうか。

 プレゼンセッションは目玉企画だった。大企業9社の担当者がプレゼンを受ける側として出席、女性社長たちにテーマを投げかけた。それに対してわずか1プラン2分のプレゼン時間で合計41プランが女性社長側から提示され、そのうちの12プランに大企業側から強い関心が示された。かなりの歩留まりだ。

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今年のJ300集合写真

 

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