石のスープ
定期号[2012年11月30日号/通巻No.59]
今号の執筆担当:渡部真
こんにちは。「石のスープ」編集部の渡部です。
ちょっと配信時間が遅くなりましたが、11月最後の号をお届けします。今回は、ちょっとエンターテインメントな話……。
最近、ある読者の方から「落語の寄席を初体験しました!」というご報告をいただきました。落語ブームと呼ばれて久しいのですが、最近はだいぶ落ち着いてきて、数年前のブームの時にような賑わいはないのですが、それでも寄席には常にたくさんのお客さんがいるようになり、落語人気はすっかり定着した気がします。
僕は下町文化や江戸文化について編集したり記事を書いたりしているので、落語ブームの頃はいろんな仕事をいただきました。いわゆる「00年代」は、江戸開府400年や歌舞伎400年など「お江戸ブーム」や「下町ブーム」もあり、不況とはいえお仕事も順調にきていたのですが、それに比べて昨今は……、おっと、愚痴を言っても仕方ありません。
落語デビューといえば、4年前、「落語ブーム」にあるなかで、落語家の方に「落語や寄席の魅力」をテーマにインタビューをしました。
当時の記事から一部を転載し、その後に、この時の取材こぼれ話を紹介します。
まだ落語や寄席を体験した事ない人がいたら、参考になれば幸いです。
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