北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
【目次】
□クロスレビュー「必食の一杯」
【北島秀一】
【山路力也】
屋台ソバ 八幡@門前仲町「支那ソバ」
■クロスコラム
■告知/スケジュール
□編集後記
■巻頭コラム
「ふくしまラーメンショー」山路力也
来る5月1日より6日間にわたり、福島県郡山市の開成山公園自由広場にて「ふくしまラーメンショー2014」が開催されます。「ラーメンで福島を元気に!!」というスローガンのもと、今年で3回目を迎えるラーメンイベント。福島県会津坂下町出身のラーメン評論家、大崎裕史さんが企画監修を務め、全国から選りすぐりの10店舗が集結してラーメンを提供する人気のイベントです。
「東京ラーメンショー」をはじめ、ここ数年全国でラーメンイベントが数多く開催されていますが、かつての露店の延長のような雑なラーメンは姿を消して、どのイベントでも実際のお店さながらのクオリティのラーメンが提供されていることに隔世の感を覚えます。野外のブースという悪環境の中で、スープや具材を仕込んだり調理するということは、想像を超える難しさ。だからこそかつては出来合いのスープなどで済ませていたのでしょうが、今のラーメンイベントに参加している店主さんたちは、本気モードで会場に入りラーメンを作っているのです。そんな店主さんたちが横並びでラーメンを作っている姿を間近で見る事が出来て、そのラーメンを食べられるというのはラーメン好きにとっては夢のような体験なのではないでしょうか。
今回、ご縁があって私がプロデュースしている「千葉ラーメン拉通」も、このイベントに参加させて頂くこととなりました。福島の皆さんに千葉のご当地ラーメン「房総竹岡式」を食べて頂こうと思っています。私も期間中は会場にいる予定なので、姿を見かけたらぜひ声を掛けて頂けたら嬉しいです。なお、山本さんの「ふくしまラーメンショー2014 徹底予想」もアップしてありますので、足を運ばれる時にはぜひこちらもご覧下さいね。
□クロスレビュー「必食の一杯」
一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は今月9日、飯田橋にオープンした新店『つじ田奥の院』の「煮干蕎麦」を三人が食べて、語ります。
「煮干蕎麦 並」780円