久々に、昔使っていた参考書を読んでみました。
英検用に使っていたものなのですが、妙におもしろいテーマの文章が多いので「あんた、参考書のくせにやるじゃん…?」と謎の上から目線で保管し、時折見返しています。
文章タイトルの例を挙げると
The Benefits of Negativity
(後ろ向きのご利益)
Safeguarding Your Motivation
(勤労意欲のための予防線)
など。
中で特に好きだったのが“Big Bonuses from Bilingualism(二言語使用能力の大きな特典)”という文です。
簡単に内容を説明すると、二言語を話せるようになることはいくつかのデメリットを伴うけど、メリットの方が多いよ!という感じのことが書かれています。
まあ普通といえば普通なんですが、メリットとしてこういうのがあります、と挙げられている中で特に目を引いたのが“empathising with other people(他の人に共感すること)”という部分。
つまり、話せる言語が増えることで共感力が上がる、というデータがあるんだそうです。
友達は少数精鋭でいい、おひとり様も大好き。
私は思春期あたりからそういうスタンスをずっと貫いていたし今でもあまり変わっていないのですが、裏を返すと、人と打ち解けるのが下手だというコンプレックスを隠そうとしてそうなったのかなとも思っています。
英語を学んでいるのもやっぱり、他人と仲良くなれるような人になりたいという分厚い気持ちが根底にある気がします。
場の空気を読めなくても、人の気持ちが察せなくても、単語を覚えることはできる。
単語や表現をたくさん覚えたら、人の心にもう少し寄り添える人間になれるかも知れない。
もしかすると、自分は自分が思うより人好きだし寂しがりやなのかな。
だから英語を続けるのかも、なんて考えたことを思い出した日でした。
※こちらで取り上げた書籍はかなり前に購入したものなので、現在発売されているものとは内容が異なる場合があります。
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コメント
コメントを書く(ID:92540750)
ひとりが好きでも、ひとりが寂しい時あります。同じ気持ちではないかもしれませんがよくわかります。
おまけ写真…撮ってくださった方がいらっしゃるのですから、一人ではありませんよ…泣
(ID:3838967)
隅田川沿いのオブジェがシュールすぎます!私自身はけっこうわが道を行くでとくに何か見返りを求めることもなく色んな趣味に首をツッコんでますが、色んな人に知り合いたいからなのかなあ?ネタは豊富で困らないんですけどね。