ソフトバンクグループ(9984)が再び話題を集めています。
先日開催された同社の株主総会では孫社長がこれまでの守りの姿勢から攻めに転じる時との熱いメッセージを集まった株主の前で送りました。同社はAI型の世界的な企業に投資するという理念での展開で、それがWeWorkなど過去の失敗もあり停滞を余儀なくされたのですが、そのために財務面での守りのスタンスを中心に直近までやってきた訳ですが、その守りが攻めに転じるきっかけとなったのが生成AIの登場です。もともと発明家でもある孫社長の真骨頂発揮。チャットGPTに問いかけしながら議論を重ね、凄まじい数の発明を特許化していく状況を話されていました。しかもその背景には間もなく実現しそうな半導体設計会社アームの上場もつながる話で、興味津々です。
生成AI時代の中で、そのコア半導体となるアームの存在感が増すことを念頭に入れた取り組みだと思うときっとわくわくされてのものでしょう。
聞いている方がわくわくする話でした。
そうした孫社長の話を裏付けるようにこのところの同社株は低迷状態を脱し、上向いてきました。世界のトップ10に入る時価総額企業に同社が入るのかどうかはともかく、通信系のグループ企業を背景に日本を代表するAI型成長志向企業として再び高値更新を目指す時期も想定されそうです。
(炎)
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