有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「債券から株への大転換が始まっているなら、乗るのも良い選択か」
(有料メルマガ第249回・2013/10/15配信号)
※2013年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
インフレが来れば、間違いなく固定金利の金融商品は価格の下落というダメージを受けることは、少し勉強すれば分かります。しかし日本においてはバブル崩壊後20年以上たつ現在でもインフレはやってきませんでした。
しかしミスターマーケット(=市場の総意)という怪物は率直には動きませんから、日本企業の株価も率直に上がるとは限りません。急騰、急落を繰り返し、通常の感覚の個人投資家には、なかなか付き合いきれない動きとなってくることも覚悟しておく必要があります。
株式市場では株価が上がり易い『上昇期』と、株価がなかなか上がらない『混迷期』が存在します。これらが交互に訪れます。上昇期にも株価が下げるときがあり、混迷期にも株価が上げる時がありますし、株価が横ばいで推移し
ている時期も長いです。でも少し長い期間のチャートで見るとトレンドが右肩上がりの時期と右肩下がりの時期があることが分かります。
少なくとも2012年の11月までは、日本の株式市場は混迷期に属して、業績が良くても株価がなかなか上がらないで、何か投資環境を悪化させるような事態が起こると、株価が大きく下がることが多かったです。
ドル円相場が円高だと、輸出銘柄の個別の業績が良くても株価が上がらないということが多くの銘柄に起こりました。
私が長いことホールドしていて私の株式投資の運用成績を低迷させる原因となっている財閥系総合商社の株価がちっとも上がらないというのも、混迷期の一つの具体的な現象だと、自分では分析して、それでもあきらめないでホールドを続けてきました。そして2013年の私の運用成績の足を引っ張っているのは、やはり財閥系総合商社の株価の上昇ののろさです。しかし、いままで我慢してきて、ここで財閥系総合商社の株を手放すことは、今まで以上に愚かな投資行動だと信じています。
株価が上昇期に入ってくると、業績の良い株価は上がりやすくなってきます。円安が続くと輸出株の業績、具体的にはPERが従来と同じでも、株価が上がりやすくなってきます。
こんなことを感じることも、いわゆる相場の大局観ということになるのかもしれません。ただ混迷期で痛い目にあってきた投資家が多いので、これだけ日本株上昇の条件が整ってきているのに日本株への投資をためらう個人投資家が多いのも事実です。
やはりインフレがやってきて、グレート・ローテーションの動きが加速してくという大局観を持ち続け、インフレが来た時に投資資金が流れ込んでくると予想される不動産・倉庫などの土地含み資産銘柄は投資対象としては外すことが出来ない投資対象候補だと考える昨今です。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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