いつになく短い梅雨の季節だった。例年より2週間以上早いように梅雨明け宣言が出されたのだが、ここから心配なのは水不足と電力不足。
日本にはお米があるから食糧危機にはならないという意見もあるが、お米は田んぼに水がないと育たない。せっかく今年も大雨の被害もなく、すくすくと育ってきた稲が生育不良にならないことを祈るばかり。
加えて猛暑の便りも届く昨今。6月の最高気温が40度を超えるという異常な暑さで各家庭のエアコンがフル稼働し始めたと推察されるが、政府は節電のために設定温度を28度にしてほしいとのお達し。そんなことよりも熱中症にならないことの方が優先だとメディアも言い始め、電力供給のために電力会社は休眠中の火力発電所を稼働させるなど緊急対応を始めている。
梅雨明け宣言とともに既に季節は夏。天気予報では猛暑がこの先もしばらくは続くとの話。まだ6月も終わってないこの時期の猛暑はいつまで続くのか。
暑さ対策でできることは早起き。
朝4時に起きて涼しい中でのウォーキングと草刈りで健康的な朝を過ごす。
ヤクルト1000や味の素のグリナがなくて眠れぬ夜も朝方の活動で夜には眠りに入り熟睡する。そんな生活が続く今日この頃。
株式の売買を日課にされている皆さんにとっては朝の散歩を終えて戻られテレ東のモーニングサテライトを見て8時からのオンライン証券の板情報に目をやりながら日々の相場動向や個別株の売買作戦を考え9時前に発注して相場の始まりを待つといったルーティンワークを楽しまれているのだろうか。
6月の梅雨明けで恩恵を受ける企業はどこだろう。
猛暑で電気代削減要請の中でイオンモールはお客さんであふれていた。自宅にいてエアコンつけるより外の施設で涼む人が多いのだろう。猛暑でエアコンも売れるだろうしかき氷やアイスクリームも売れる。早期の梅雨明け後の猛暑は夏物の消費にはプラスになる筈。
また、1ドル=136円台までの円安で海外から見た旅行客にとっては日本での買い物は超格安ツアーになっているようだ。日本の化粧品やアパレル、ゲームソフト、ハード、スマホまでもが海外と比べて大幅に安くなり売れているとの報道もなされている。
また、ホテル、マンション、オフィスビルなどの不動産も格安に手に入るようになったと言われているほか、国内回帰から東京郊外などの工場用地への関心も高まっており、これらに絡んだモノづくり企業の復活にも期待が寄せられる。
早期の梅雨明けの影響はまだポジティブに反映されていないが円安による株式相場への影響はむしろプラスの方向に働こうとしており、調整継続で割安感の出始めた株式相場が見直されるタイミングも近いと見る。
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