有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「企業分析を行いながらタイミングを選ぶ努力はいずれ報われる」
(有料メルマガ第469回・2018/2/13配信号)
※2018年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
- 株価が急に大きく下げた時は、多くの企業の株が玉石混合で大きく下がります。そのなかから自分の投資目的や想定している投資期間に適した企業の株をなるべく安く買うことが、自分の将来の生活を支えてくれることになると考えて、急がずにじっくりと投資する企業と、投資するタイミングを判断しようと考えて株価の動きを観察し続けています -
去年のうちに投資額の40%を大きな税金を払っても利喰いしてキャッシュを増やしておいてよかった。勝ち逃げしておいて良かったと思える状況になってきました。
先週のコラムを書いた2月2日の時点では、2月5日からこれほど大きく米国株が下げるとは考えていませんでした。しかし予想とは違い大きく下げては、少し戻して、更に大きく下げるような状況になっています。
そのために日本株は米国株以上の大きな下落率となっています。こうなると業績や企業のビジネスの内容や持っている資産から考えた株価の割安状況などを無視して株価が下落してしまいます。
そのような意味では株式投資は下がるか上がるかのギャンブルとしての一面を強く持っていると思わずにはいられない投資家も多いと思います。
しかし株式投資に自分の将来を託してサラリーマンを辞めて、いわゆる専業投資家として生きてきた12年間を思い返して、いま痛切に感じることは株式投資というのは本当に『現代の錬金術だった』ということです。
株式投資が無かったらサラリーマン辞めてサラリーマン時代の生活水準を落とさずに維持しながら、金融資産を2倍以上に増やすことなどできなかったはずです。
この錬金術は使い方を間違えたりすると、大きな被害を自分にもたらしますが、使い方さえ間違えなければ、大きな富を自分に与えてくれる仕組みです。その仕組みを成り立たせているものは、一獲千金を狙える可能性=バクチ性にあるのだと思います。
いつも大きな下落が起きた時に、自分に言い聞かせていることは、この大きな株価の下落は自分を強い投資家に育てるための肥やしになる。この試練を将来の良い経験にしていけば、自分は今まで以上に強い投資家に成長できる。
そんなことを考えながら自分の投資目的と投資期間に適した投資対象である企業を選別しようと努力しています。
過去にもこのコラムで書いてきたことですが、私がサラリーマンを辞めることを意識して、株式投資にのめり込んだ時に抱いたイメージは『株式投資は現代の錬金術だ。』というものでした。
株式投資という現代の錬金術を上手に使えば、経済的独立を達成して、いつ働いている会社が倒産しても、リストラされても愛する家族の生活基盤を損なうことなく安心して暮らしていけるような金融資産を作りあげることができる。
だから自分の資産の運用だけで生活資金を稼ぎ出すことができるような仕組みを、株式投資を使って作り上げるということを目指しました。
そして、この目的を達成するために株式投資という現代の錬金術を活用した資産形成の方法論を考えて、実践に移してきました。
ただ株式投資を続けていると株式投資のもつ強烈な射幸性(=バクチとしての魅力)に引きずられて、冷静に考えれば無謀なことを、熱に浮かされたようにやってしまいそうな誘惑にかられることも体験してきました。
株式投資には、まさにバクチに通じる面白さがあります。
この誘惑に負けて株式投資をバクチそのものにしてしまい、せっかくそれまでに積み上げてきた資産を溶かして消してしまう投資家も世の中には多いです。
株式投資を資産形成のための有効な手段にするか、バクチにするかは投資家自身の責任であることを忘れないで、リスクを管理していきたいという思いを今回も強くしています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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