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有料メルマガライブラリから(357)「じっくりと株価の動きを確認する必要が更に高まっている」

2020/11/12 22:08 投稿

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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「じっくりと株価の動きを確認する必要が更に高まっている」
 (有料メルマガ第393回・2016/8/9配信号)


※2016年8月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


 どんなに業績が良い企業でも、その企業に投資している投資家の都合で売られて下げてしまう企業の株も多いです。上記の決算短信発表後に上げた企業と下げた企業には同じ業種の企業があります。同業種でも株価の動きがちがうことを確認してもらう意味もあり、リース会社と電力会社に関しては比較のために提示しました。

 自分が良い決算だと考えて、他の投資家も同じ判断で上げだした企業の株に投資したほうが、経験的にいうと短期的には良い運用成績になることが多いです。

 自分が良い決算内容だと感じても、下げてしまった企業の株は、すぐには反発しない方が多いと考えています。

 ただ、その企業のことを十分理解できていて、しばらく耐えるつもりで投資するのも時間はかかる可能性は高いですが、悪い選択ではないと考えています。


 それでも、『投資家が買うから株価が上がるのではなく、株価が上がるから投資家が買うのだ』ということも忘れないようにしなければならないと感じています。

 株価が上がり始めるためには何かのきっかけ、カタリスト、触媒が必要になります。しかし株価が上がり始めてしまうと、株価が上がることが投資家の注目を集めて、株価が上がるから買うという投資家が増えてきます。

 下げる株にも同じことが言えて、株価が下がるから売って逃げるという投資家も増えてきます。


 どんなに低PERかつ低PBRかつ優待がある銘柄でも、株価が上がらないことから投資する投資家が増えないで、株価が低迷したままで終わってしまう株も数多く存在します。

 もちろん、そのような株が一旦上がり出し、下げてこなくなると投資家の注目が集まって株価が上がり続ける可能性も当然のように出てきます。しかしそうなるまでには時間がかかることが多いです。


 投資家は自分がその銘柄を、いまの株価(=いま買える株価)で買うことに納得がいくと投資を実行します。トレーダーのようにチャートなどや、いろいろな投資シグナルに基づいて(=納得したら)投資を実行することもあるでしょう。

 しかし、それぞれの投資家が利用している納得材料には株価が上がり続けているという状況が影響を与えていることを忘れては、投資判断を間違う可能性が高くなります。

 他の投資家の動きにも気を配りつつ(⇔ただし自分の投資判断にあまり過大な影響を受け過ぎないように注意もしながら)業績も資産内容も抜群に良い企業の株に分散で投資を行いたいと考えて、発表された決算短信を読み進めているところです。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 エージーピー(9377)研究銘柄レポート+コラムの構成です。
 コラムでは決算短信発表後に上昇または下落した銘柄を研究。今後の予測に活用する考え方を書いています。
 以下のリンクからどうぞ。(一部無料で読めます)

  こちらから ⇒ http://bit.ly/rin20160809


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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