海外投資家の買い越しが続いている。楽しみですね。
海外投資家はこの4月初めより、買い越しが3週間続いた。今年は3月末まで売り越し姿勢が続いていた。特に現物株を売り続け、約8兆円以上の売り越し額(昨年からの累計)を積み上げてきた。先物で買い越しになっていた時もあったが、現物は売り続けていた。
その半面、売りに対しては、日銀が受け手になっていたようです。無論、個人投資家も同様です。
過去の売買動向でも、外国人投資家が買いに回ると個人投資家が売りに回る。
反対に外国人投資家が売り手になると個人投資家が買っていた。
さて、どちらが大きく利益を獲得しているかと言えば、毎回外国人投資家が勝利している。
今回、4月から外国人投資家の姿勢に変化があり、大きく買い越しに転じ、この3週間(5月第1週・6227億円。4月第2週・1214億円。4月第3週・5534億円)で現物株だけでも1兆2000億円以上の買い越し額になっており、東京市場にもやっと海外からの資金が舞い戻ってきたようです。
過去の事例でも、海外勢が3週連続的に買い越しになると、その後の株式市場は大きく上昇に転じている。経験則的な見方ですが、株式投資の際に、順張り投資をする投資家と言えば外国人投資家であり、その力で株価を押し上げてきた経緯がある。
それに反して、個人投資家・信託銀行などは押し目を買う投資家であり、所謂逆張り投資になるので、株式を押し上げる力がなく、相場を支えているだけです。
今回も重しになるだろうと見ていた、日経平均の22000円を(テクニカル的にみた節目)あっさり抜け出した力は「外国人投資家」のエネルギーによるものと考えられる。
その意味でも、海外投資家が買い続けるならば、今後も期待できる相場になるでしょう。
さて、今週は10連休を前にして、個人投資家・機関投資家などの手仕舞い売り・換券売りが続いていると、市場関係者がコメントしていた。
史上初の10日間もの大型連休なので、その間の不安定要素を考えるならば、ひとまずポジションを調整したいと考えるところですね。
しかし、そのような中でも買っていた投資家もいたのです。
それが、また外国人投資家であった場合には、この10連休が相場を大きく変化させるきっかけになるのではと見ています。
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(大魔神)
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