2000人以上の専門家が予測。今後10年間でインターネットが世界を変える9つのポイント : ライフハッカー[日本版]
という記事をみかけました。
2000人の意見を集めているため、ありきたりな予想に留まっていて歯がゆい項目があったので、一つずつ検証しようと思います。
1. 自分の周囲や、世界で起こっていることに対して更に敏感になる「他人がどのように時間を使っているか、(中略)個人的な情報が手に取るようにわかってしまう」ため周りに敏感になるとのことですが、いまですら、Facebook や twitter でフォローしている人たちの発言を全てつぶさにみていますか? 中学・高校生ならともかく、歳取ってしまうとそんな時間はありません。より敏感になることで、その人の生産性・創造性があがるなど実利がある分は敏感になるかもしれませんが、逆に周りが周囲に敏感な人が増えれば、周囲に鈍感になることで生産性・創造性を上げる人が出てくるため、対して変わらないでしょう。
2. 情報の共有は、まるで呼吸をすることのように自然なことになるこれは情報のロングテール性を無視しています。ロングテールは人のポビュラーなものからニッチなものまで欲しいという人間の欲望から生まれます。アマゾン・楽天があることで、この日本でオンラインで買えないものはなくなったでしょうか? 休日になると近所の小さなパン屋さんの作るパンを隣の県から買いにくる人がいます。別にオンラインで同じくらいおいしいパンを見つけることはできるでしょう。でも違うのです。オンラインが発達した世界では、人はオンラインで手に入らないものも欲しくなります。
情報も一緒です。今はまだネットに載せたくても載っていない情報が多いので、それらがネットに載ったとき、全ての情報はネットに載ると思うかもしれません。しかし、そうなればなるほど、今度は人々はネットに載らない情報を欲しくなります。オンラインに載ることができる情報を隠すのではなく、オンラインには載り得ない情報を作り出し始めます。
3. 身体に装着して使用するウェアラブルデバイスが医療を変える
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