なかなか運動する習慣がない、そもそも運動が嫌い……という人は多いはず。
でもまったく運動しないと身体がブヨブヨに……。
そこで、運動嫌いな女性でも、スキマ時間を利用して、バランスのいい体型を作りながらヤセるエクササイズを紹介します。
ダイエットは食事が「主」運動が「従」
運動で消費されるカロリーは意外と少なく、たとえば体重55kgの女性なら
- 早足で歩く:30分で約130kal消費
- ジョギング:30分で約200kcal消費
ご飯が茶碗一杯250kcalなので、食事を減らした方が効率的。
しかし、ただ摂取カロリーを抑えればいいというわけではありません。
ダイエットは「食事制限8:運動2」
食事を抜いてカロリーを減らした方が、体重は減ります。また食事内容を和食中心に変えることで、ヤセやすい食生活が手に入ります。
ただ、食事制限だけではキレイにヤセるのはなかなか難しいもの。ヤセても顔はしわしわ、目がギラギラ、身体は貧弱なんて意味ありません。
そこで、スキマ時間のエクササイズをおすすめします。
「食事制限8:運動2」を意識するといいでしょう。
スキマ時間でできるスキマビクス
スキマ時間でできるエクササイズ、スキマビクスには以下のようなものがあります。
- テレビのコマーシャル中に腹筋
- エレベーター使わず、階段を使う
- コピー をとりながら、ストレッチ
- 電子レンジを使いながら、スクワット
など……。
一つひとつの消費カロリーは少なくても、足し算すれば、100〜200kcalにはなります。なんとジョギングを30分以上したのと同じカロリー消費!
ストレッチでスキマビクス
身体が硬くてあぐらがかけない、肩こりで肩や背中がるガチガチ……という人も多いよう。
身体が硬いと、可動域が狭いので消費カロリーが少なくなるんです。
実は、筋肉はストレッチするだけでもつけることができます。程よい筋肉のあるしなやかな体型は「美しい」ですよね。
ストレッチのポイントは、同じ姿勢を長く続けることです。
たとえば、肩の筋肉を柔らかくし、四十肩、五十肩を予防する方法。
- うつ伏せに寝る
- 右手をまっすぐ左横に伸ばし、身体の下に入れ、左手は頭の方に伸ばす
- 30秒〜2分間程度、そのまま放置する
これで右肩の裏がストレッチできます。
左肩の裏を伸ばすには、右手と左手を交換すればOK。
実は、反動をつけて伸ばすよりも同じポーズをとり続けたほうが筋肉は伸びるんです。
肩こりが解消し、四十肩、五十肩の予防にもなります。
筋トレでスキマビクス
ぽっこりとした下腹に悩んでいる人も多いはず。
簡単に下腹を簡単に引き締めるスキマビクスがあります。
- 床に膝を立てて座る
- 膝の裏側を両手で持つ
- 姿勢を正し、片足づつ前に蹴り出す
自転車を漕ぐイメージでやるとうまくいきます。
ポイントは、ゆっくり下腹の筋肉を意識しながら蹴ることと、背中を丸めないことです。
ヤセることよりキレイになること
大切なのはヤセることよりキレイになること。
無理な運動も無理な食事制限も必要ありません。
スキマビクスを続ければ、運動嫌いな人でもしなやかなボディラインを手に入れることができます。
written by 林田玲子
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