気になるほくろを取りたい!
とくに顔にあるほくろは、鏡を見るたびに目に入ってくるので、取ってしまいたいと思うことも多いはず。
でも、ほくろはどうやって取ればいいの...?
ほくろ除去のために美容外科に行くのはちょっと...という人も安心。多くのほくろは自分で除去できますよ。しかも、費用もあまりかかりません。
今回は、自分でできるほくろ除去や皮膚科・美容外科での除去方法を4つ紹介します。自分のほくろの状態と、どれくらいキレイにしたいかを考えれば適切な除去方法が見つかるかも。
1. ほくろ除去クリーム・ジェル
ほくろを除去できるクリームやジェルがあるんです!ほくろ除去クリームをほくろに塗布すると、クリームに含まれる成分が皮膚細胞を破壊し、やけどのような状態になります。
やけどのような状態から治っていく過程でカサブタができ、それがほくろと一緒にポロッとはがれ落ちるのです。
ほくろ除去クリームやジェルは自宅でできる方法ですが、用法用量ちゃんと守らないと失敗してクレーターができてしまうかもしれません。ほくろ除去クリーム・ジェルで失敗しない方法をしっかり守ることが大切です。
また、ほくろ除去クリームやジェルは、日本製のものは発売されておらず、海外からの個人輸入品がほとんどです。そのため保証などがありません。お値段は5千~1万円ほど。
2. もぐさ
もぐさでほくろが取れちゃうんです!もぐさはヨモギの葉を原料とした温熱アイテムです。お灸をイメージするとわかりやすいかも。
もぐさから発生する熱によってほくろの細胞の水分がなくなり、かさぶたのように乾いてほくろが取れるという原理です。
やり方は簡単。ほくろと同じ大きさのもぐさを、ほくろの上に乗せて火をつけ温めます。これだけです。
3~4回の着火を1日1回、これを3~4日ほど続けて「ほくろが乾いた」と感じたらおしまい。しばらくするとポロッと自然にほくろが取れます。もぐさのお値段は5千~1万円ほど。
3. カソーダ
ついにほくろ除去もDIYの時代!
カソーダとは、重層とひまし油でできたアルカリ性のクリームです。
ほくろに塗ると、皮膚細胞が腐食し、かさぶたとなってはがれ落ちます。アメリカではポピュラーな美容クリームで、ほくろだけでなく、シミやいぼなどにも有効です。
カソーダは買うと千円くらいですが、自作するともう少し安いかもしれません。
4. 皮膚科,美容外科
皮膚科や美容外科でのほくろ除去手術方法はさまざまなんです!
皮膚科や美容外科でのほくろ除去手術方法には、メス切除縫合、くりぬき、高周波メス・電気メス、炭酸ガスレーザーがあります。ほくろの大きさや形状によって、手術方法が異なります。
大きなほくろにはメス切除縫合やくりぬき手術を行いますが、傷痕が大きくなりやすいのがデメリット。手術方法や術後の経過について、事前に医師と入念に相談した上で決めると後悔しないはずです。
費用は約3万円、保険適用なら1万円程度に抑えられるかもしれません。費用は手術方法よりもほくろの大きさや、根の深さで決まります。皮膚科や美容外科でほくろ除去手術をしたときの費用や注意点をしっかり理解しておきましょう。
ほくろ除去に保険が適用されて安くなるかも
ほくろ除去手術は、保険が適用される可能性があります。保険が適用される条件は次の4つです。
- (必須)健康保険が使える施設で施術を受けること
- 悪性の疑いのあるほくろ、放置しておくと肥大するなどの危険性をともなうほくろであること
- 悪性の疑いはないが、大きさや形状から、医師が除去したほうがいいと判断したほくろであること
- 悪性の疑いはないが、患者自身が除去したのち、病理検査を希望する場合
悪性でないほくろの場合、保険が適用されるかどうかは、医師の判断や病院の基準によります。
ほくろが悪性か気になる、キレイに取りたい人は病院に行こう
自分でほくろ除去ができるほくろ除去クリームやもぐさは、手軽にできる反面、自己流は危険性がともなうことを忘れないでください。
ほくろがキレイに取れないことや、ほくろが悪化してしまった人もいます。また、ただのほくろだと思っていたら、悪性の皮膚がんだった……なんてことも。
キレイにほくろを取りたい、病気じゃないか知りたいと思ったら、皮膚科・美容外科に足を運んでみてください。治療法や治っていく過程を正しく理解することで、安心してほくろを除去することができますよ。
提供元:コンプレックス解決メディア NICOLY