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健康診断で脂肪肝と診断されてしまった……!
ショックを受ける人も少なくないはず。
脂肪肝は、早期に治療を始めれば、健康な状態に戻すことが可能といわれています。
しかし、脂肪肝を放っておくと思わぬ深刻な病気にもなってしまう可能性も……。
脂肪肝を治療するためには、具体的にどのような治療方法があるのでしょうか?
脂肪肝とは肝臓に中性脂肪が蓄積してしまった状態
肝臓は、500以上のはたらきを行っている臓器で、主に食べ物から摂取した栄養素の分解や合成をしています。
そんな肝臓に、中性脂肪が大量に蓄積してしまった状態が、「脂肪肝」です。
肝臓の脂肪が10%を超えると脂肪肝と診断
健康な肝臓は、脂肪の割合が全体の3~5%ほど。
しかし、肝臓の脂肪が10%を超えると脂肪肝と診断されます。
また、肝臓の細胞を顕微鏡で観察した際に、30%以上の細胞に脂肪空胞(脂肪による泡状の空間)が見られる場合にも、脂肪肝と診断されることも。
肝臓は「沈黙の臓器」自覚症状はほとんどない
肝臓は多少機能が低下しても、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そのため、「物言わぬ臓器」や「沈黙の臓器」などとも呼ばれます。
肝脂肪になっても目立った自覚症状を感じないため、治療を行わずに放置すると、知らず知らずのうちに病気へと進行することも……
脂肪肝になりやすい生活習慣とは?
脂肪肝と診断される人には、生活習慣にある特徴があります。
以下に当てはまる項目がある人は、脂肪肝になりやすいかもしれません。さっそくチェックしてみましょう。
- 毎日お酒を飲む
- 甘いものや脂っこいものが好き
- 食べるのが早い
- 食事の時間が不規則
- 運動する習慣がない
- 極端なダイエットをすることがある
- 太っている
医学的に肥満と分類されるのは、身長と体重から割り出されるBMI指数の値が25以上の人です。
BMIは以下の式から計算することができます。
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}