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就活が本格化していく中で、ある不安を抱えてしまう学生が多いよう。
その不安とは、「内定ブルー」といわれるものです。
内定ブルーとは、企業から内定をもらった後に、自分の選択は正しいのか判断ができなくなり、気分が憂鬱になってしまう症状のことをいいます。
そんな内定ブルーを解消するには、どうすればいいのか今回くわしくご紹介します。
なぜ内定ブルーになる?
そもそもなぜ、内定ブルーになってしまうのか。
じつは内定ブルーには、いくつかの原因がありました。
大量エントリーによる認識の甘さ
最近の就活生の平均エントリー数は、60社ほどだと言われています。
可能性を広げるためにも大量エントリーをする学生が増えていますが、その分一社一社の認識が甘くなってしまうというデメリットも。
認識の甘さから、内定先の企業にたいして、誤ったイメージをもってしまう人も少なくないようです。
行きたい企業ではなかった
誰しも、第一志望ないしは第一志望群のなかで、内定をもらえたら理想としています。
しかし実際に、うまくいくとは限りません。その場合、「本当は行きたくなかったのに……」という気持ちが抑えられないものです。
そして、同期が少なかったり、勤務地が地元または都内でない、社内の雰囲気が合わなそう、仕事がきつそう……など、企業がもつネガティブな要素ばかりに気をとられてしまうことも。
多くの情報に惑わされてしまう
近年、耳にすることが多くなった「オワハラ」への不安から内定ブルーになってしまう人もいます。
オワハラとは、「就活終われハラスメント」を略した造語のことで、内定と引き換えに、企業側が他社にたいする就活を終わらせるよう圧力をかける行為のことをさします。
そんなオワハラへの恐怖心から、内定ブルーを引き起こす場合もあるよう。
掲示板や情報サイトなどのネット評判を鵜呑みにしてしまうことで、企業に強い不安感を抱く学生も多いです。
内定ブルーに陥りやすい人の特徴
内定ブルーに陥りやすい人には、
- 第一志望がない
- 希望する業界、職種が定まっていない
- 行きたい企業が一社しかなかった
- 持ち駒がもうない
- 早く就活を終わらせるための妥協
- 働く覚悟がない
などの特徴をもっています。
大きな特徴としては、企業選びの軸がしっかり定まっていない就活生が、内定ブルーに陥りやすいよう。
内定ブルーの具体的な症状
内定ブルーの具体的な症状としては、
- 眠れない
- 入社後の大変な自分を想像して泣く
- もやもやが晴れない
- この先の人生全てが決まってしまうような感覚に陥る
- 強い不安感に襲われる
- 自分の選択が正しいのか判断ができない
- 希望の配属ではなかった時の心配をする
このような症状があげられます。
じつは、内定をもらった就活生の半数がこのような症状に悩まされているそう。
「最終面接or内定」を辞退してしまう学生も
深刻な内定ブルーの場合、最終選考や内定を辞退してしまう学生もいるよう。
企業によっては、内定者の不安を少しでも取り除くために、座談会のような形式で悩み相談を受けてくれるところもあるようですが、内定先に悩みを打ち明けることに抵抗感をもつ学生がほとんどです。
そのため、一人で悩んでいるうちに、冷静な判断ができなくなってしまった……という就活生も。
内定ブルーの解消法
では、そんな内定ブルーを解消するには、どうすればいいのか。
ここでは内定ブルーの解消方法を3つご紹介します。