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幼稚園で初恋の男の子に言われた一言
私は写真を見返すと驚くくらいに生まれた時から体毛が濃い女の子でした。
赤ちゃんの頃から全身のムダ毛が多いのです。
そのムダ毛が自分のコンプレックスとなった、今でも忘れられない事件が幼稚園の頃にあったのです。
それは初恋の男の子と幼稚園の体育館で遊んでいた時の事でした。
突然、初恋の男の子が私の足や腕に向かって
「ふぅーーー」
と息を吹きかけてきたのです。
最初は何をされているのかわからずにただビックリしたいました。
しかし次に衝撃の一言が。
「足にも腕にも毛がふさふさだから、風が吹くと毛がゆれて面白いねー」
と言われたのです。
そこで私は初めて自分が人よりもムダ毛が多いのでと気づいたのです。その男の子よりも・・・。
それからというもの、半袖や半ズボンを着るのがとても嫌になりました。
とにかく見られることが恥ずかしくて仕方なかったのです。
小さいながらに傷つき、コンプレックスの始まりとなった出来事でした。
大学生になり気になる見えない部分のムダ毛
ムダ毛のコンプレックスから解放され、私は大学へと進みます。大学生になって問題になってきたのが見えない部分のムダ毛です。
見えない部分というのは背中や、お尻、胸の周りなどです。
高校生の頃は自分以外に見られる心配はなかったので、顔、腕、足さえきちんと処理していれば問題がなかったのです。
しかし大学生になり、皆で海や旅行に行く機会も増えました。また彼氏とも大人の関係をもつようになりました。
そうなってきて、どうしようと悩みが出てしまったのです。
この部分はカミソリでの処理ができません。そこで再度ドラッグストアでどうにか処理ができるものはないかと模索を始めます。
そこで見つけたのがムダ毛のとれるタオルでした。背中をタオルで毎日こするだけで、背中の毛が剃れるという商品でした。
これはすぐに購入。早速使い始めましたが、まったく効果が出ず。
結局お尻や胸の周りが頑張ってカミソリでムダ毛の処理を行い、背中も届く範囲でカミソリを使い届かないところは諦めていました。
そのため、海やプールで水着になるのはかなり抵抗がありました。
背中を見せるのがとても嫌だったのです。足も腕も綺麗なのに背中だけ毛がボーボーという状態が恥ずかしくて仕方なかったのです。
なるべく水着の上からTシャツを着て背中を見せることは極力さけていました。
大人になり結婚式を控えてそのまま社会人に
相変わらずムダ毛の処理はカミソリで行い、背中のムダ毛は諦めるというスタイルをとっていた私。
しかし背中のムダ毛をどうにかしなければいけない日がきたのです。
それが結婚式です。