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私は、腫れぼったく奥二重な自分の顔、そして176cmある身長がコンプレックスでした。
いつも不機嫌そうに見られたり、普通にしてても身長のせいで目立つ存在が大嫌いでした。
そう、過去形になりました。コンプレックスを克服できました。
そんな私のコンプレックスと闘ったことを紹介します。
目つきが悪いと言われ続けた幼少期
小さい頃からおそらく目が悪かった私。
よくテレビを見るときや人を見るときなど無意識に目を細めていたため、周りの人から「目つきが悪い」とよく言われ続けてきました。
特に人に呼ばれたとき、その人を見るときは細めてしまっていたようで「なんでそんな目するの?」と言われていました。
そして、奥二重で腫れぼったく普通にしていても「怒ってるの?」と言われ、何でそんなことを言われるのか分からずにいました。
しかし「自分の目は変なんだ」と小さいながらに、気になり始めたきっかけでした。
メガネはダサい時代
目が悪いのが分かったのは小学校一年生のときでした。
今ではメガネもオシャレでメガネをかけているのは珍しくないですが、私の小学生の頃は、今みたいにオシャレで可愛いメガネはなく本当にただの地味なメガネ、そしてメガネをかけてるのはクラスに一人か二人でした。
私のクラスは、私一人だけメガネをかけていました。
そのため、男の子達から面白がられ「メガネザル」とバカにされました。
メガネをかけてても、見えにくいので目つきも悪く、奥二重なので目も腫れぼったく、からかわれますます自分の目が嫌いなのと、それに加えてメガネをかける自分が大嫌いになり、コンプレックスを持つようになりました。
メガネをかけてる自分が大嫌いなのに、それに加えて背が高いので「ガリバー」や「デカブツ」とからかわれ、ますます自分は人とは違うのか?何で私だけ?と思っていました。
言われ始めた頃はショックで、傷ついて毎日泣いて帰っていたのを覚えています。
元々学校も不登校ぎみでやっと行き始めたところを、からかわれたことでまた、学校に行くのを嫌がる日々に逆戻りでした。
親もやっと学校に行くようになった矢先の出来事に、子どものために必死にどうにかしようとしてくれていました。
ですが周りはからかうのを止めるはずもなく、私もからかわれるのに慣れていくようになっていったのです。
そして、だんだんと強くなり言い返せるぐらいなっていきました。
それでも、メガネ・長身は嫌でたまりませんでした。
いつも頭一つとびぬけている身長差
身長に関しては、写真を見ると同級生と並んでもいつも頭一つとびぬけているので、同い年?と思うほどでした。
なので写真を撮られるのが嫌で仕方なかった私。
何をするにも良い意味でも、悪い意味でも目立ちそんな自分が嫌でたまりませんでした。
しかし、身長が高いことは悪くない?と思うことがありました。
それは、祖母や見知らぬ人によく「背が高いくていいわね」と言われ「背が高いの嫌い」と言うと「背が高くてモデルさんみたいだし、スポーツだって背が高いと得じゃない」と言われ、子どもながらに、背が高いって悪くないんだと思い、一時は背の高いコンプレックスは消えていました。
背が高くて小学生のバスケットボールにスカウトされたり、嫌いな自分を忘れていました。
そんな矢先私をまた大嫌いな自分に戻され、殻に閉じ込める事になることが起こったんです。