編集室日記(ロッキングオン31号 1977年)

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標題＝編集室日記

掲載媒体＝ロッキングオン31号

発行会社＝ロッキングオン社

執筆日＝1977/11/01

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○月×日　事務所は六本木の新築ビルに決りました。最初は渋谷にいい部屋があったのだけど、（リキパレス、おっと、今はエンパイヤというのか、の前で、四方が連れこみという好環境）六本木の部屋をみたら渋谷編集長は一パツで気に入ってしまった。駅から０分、地下鉄の駅の真上です。編集長談「会社ごっこもいよいよくるところまで来たな」。さあてこれからが大変。

○月×日　僕は見てないんですが、日刊ゲンダイで、「私の寝たい男」というアンケートがあったそうで、そこに、何んと、松村雄策（ロック評論家）が、原田芳雄とかと並んで選ばれたのだそうです。松村氏談「ドスコイ」。でも、音楽全書の布川まで選ばれてるそうだから。

○月×日　サンダー・斎藤は、長年の念願だった、スズキRLという単車を手に入れて、嬉しさのあまり、あちこちに電話してまわる。傾斜４３度をババババッとやっちゃうそうです。

○月×日　新編集室には、渋谷、松村、それと新社員の山崎のデスクが置かれる予定です。部屋のレイアウトに関しては、橘川と松村は一切タッチするな！　という編集長の厳命が出ました。どういうこっちゃ！大類・斎藤センスでまとめるそうです。

○月×日　ところで編集長ですけど、この忙しい時に、確か２日前は高松に居て、その次は名古屋で、今日、渋谷のフランセでで会った時は、これから福岡に行くとか言ってたし、明日は羽田の空港ホテルに泊って次の日は札幌だとか、あ～ん、訳の分らん生活しとるな。

○月×日　編集室が出来ると、何というか用もないのに、ただ、見たいとかさわりたい（アン？）とかいって来る人が増えると思うけど、そういう人達って、僕らもどう相手すればよいのか非常に困るんです。つっけんどんにも出来ないし、かといって、まともに付き合いきれない連中も中にはいるしね。とにかく、僕たちは、動物園の猿ではないので、用がある人は簡潔に済ましましょう。

○月×日　相変わらず、読者の子のところへ渋谷の名前を語ってTelしてきたり、BBCの意識調査だとか、つまんない事してる連中がいるそうです。イタズラだと思ったら、必ず、相手の名前とTelの確認をとっておいた方がよいと思います。

○月×日　竹場君は久しぶりにコンサートに出ました。