あなたは日々学んだことをアウトプットしていますか?


皆さんは、学んだ知識をアウトプットした方がいいということは知っていると思います。

日々、そのアウトプットの質と量を意識していますか?


今回は、語彙力に関する相談をもとに、アウトプットにまつわる心理学について解説したいと思います。


Q. 急に話を振られた時に、面白い返しをできるようになるにはどうしたらいいでしょうか?


これは逸話やストーリーをたくさんストックするしかありません。

語彙力やしゃべる力というものは、いかにエピソードや論理展開が頭の中に豊富にあるのかということになりますので、オーディオブックを活用してみてはいかがでしょうか?


人から聞いた話や体験談を他の人に伝えることが好きな人は、コミュニケーション能力が上がっていきます。

人間はインプットする時だけでなく、アウトプットする時に情報が定着するものです。

アウトプットすることによって、自分の言葉に置き換えることも出来るようになりますので、それにより論理展開も上手くなってきます。

ですから、まずはオーディオブックを使って、知識を手に入れて内容を深めるようにしてみてください。そこから、アウトプットすることによって徐々にコミュニケーション能力も付いてきます。


以上が、DaiGo師匠のアドバイスでした。




学習のインプットとアウトプット



最近ではオンラインなどで独学で新たな知識を学んでいる人も多いと思います。

学んだことを記憶として定着させるためには、インプットするだけでなくアウトプットすることが大切です。

自分が学んだり得た知識をシェアすることができる友達を作ったり、その日1日学んだことを夜に文章にまとめたり、アウトプットする機会が重要です。


運動やスポーツでも勉強や読書でも、インプットとアウトプットそれぞれを使い分けることで、その習得効率はかなり変わります。


運動と学習のタイミングを使い分ける


インプットとアウトプットでは、そのタイミングを使い分ける必要があります。

例えば、激しい運動をした後には報酬やポジティブなフィードバックにあまり反応しなくなります。

ということは、運動は僕たちを欲求や誘惑から救ってくれることもあります。

誘惑に負けそうになった時には、その場でバーピーやスクワットをするといいという話もあります。

それにより自分の欲望を抑えることが出来て、本来やるべきことができるようになります。

余計な感情をコントロールするために激しい運動は効果的です。


これには良い面も悪い面もあります。

特に学習の初期段階においては、物事をただ続けて学ぶというよりは、効率的な方法を理解したり試しながら学ぶ報酬学習が必ず必要です。

この報酬学習が抑えられるので、激しい運動の後にはインプット系のタスクはあまりしない方がいいということになります。

特にあまり慣れていないインプット系のタスクはしない方がいいです。


ですから、お勧めとしては、HIITなど高負荷運動の後はアウトプット系のタスクをするようにした方がいいです。

逆に、インプットをする時には、僕の場合であればスタンディングデスクの前にステッパーを置いて、ステッパーを踏みながら本を読んだりします。

ウォーキングのような低負荷の運動をしながらインプットをすると効率よく学習することができます


まとめると、高負荷運動の後は、アウトプット系のタスクかあまり頭を使わない作業の時間にあてるようにしてください。

インプットしたい時には低負荷の運動をしながら行うようにしてください。


メディアの多様性を利用する


インプットをする時もアウトプットする時も、効率よくスキルや知識を身につけるためには、メディアの多様性を作るようにしてください。

メディアの多様性を作れば作るほど、僕たちは物事を習得する確率が高くなります。


例えば、DaiGo師匠の場合であれば、紙の本で買って良い本だったと思った場合には Kindle でも買います。

紙の本の良いところは、自由に読みたいところだけ拾って読むことができることですが、オーディオブックで聞くと音で入ってくるわけですから、音の場合には文脈の構造として入ってきます。

知識を紹介するときも次々と情報が出てくるのは、そんな本の文脈構造自体が脳に入っているからです。


複数のメディアの形を保つことによって、インプットのスピードや効率を高めていくことができるということが分かっています。


インプットをするときもアウトプットをするときも、できるだけメディアを増やすことを意識してください。

紙の本だけでなく Kindle を使ったりオーディオブックを使ったり、動画で見るのもいいと思います。

本の要約サービスや要約の動画などもありますが、このようなものは自分が読んだことがある本についてチェックした方が、効率よく知識の吸収をすることにつながるのではないかと思います。

要約を読んで本を買うかどうかを決める人もいると思いますが、メディアを変えるという意味で、自分の読んだ本の要約を見るのはいいと思います。


UCLA が1991年に行なったレビュー論文を見てみると、視覚や聴覚などの複数のタイプのデバイスを使った方が、全体的にスキルが身につきやすいということが示されています。


これは勉強や何か知識を身につけることだけでなく、スポーツなどの練習をする時にも、できるだけ複数のデバイスを使って覚えた方が身につきやすいということです。


例えば、スポーツで何か練習するとなったら、普通に考えれば本で文章で読むよりも動画で見た方が分かりやすいと思います。

ところが、だからといって映像だけに絞ってしまうと習得率は上がりません。

映像で見ながら、色々な人の本にある表現やコメントも参考にして、様々な視点を持つことが大切です。


複数のメディアを活用してインプットを行い、アウトプットできるコミュニティやツールを出来るだけ沢山持つようにしてください。

学習というものは、自分の知っていることでも同じことでも、様々なメディアで色々な形でインプットとアウトプットをすることによって、習得率は高くなるということを覚えておいてください。



ここから先は、

アウトプットすることにより、悶々とした人生から抜け出して充実した人生を手に入れるための方法、

学んだことをアウトプットによって自分のものにする読書術、

人生を変えるアウトプットの心理学について解説させてもらいます。

DaiGo師匠の強みは、圧倒的な好奇心と知識欲、そして、アウトプットの継続です。

日々成長してそんな強みを見つけるためにも是非続きをチェックしていただけたらと思います。