あなたはユーモアを日常生活に活かせていますか?
あるいは、もっとユーモアや遊び心が欲しいと思ったことがありますか?
Q. 会社でいじられるキャラなのですが、中々仕事等を評価してくれない気がします。 いじられるのをやめさせたほうがいいのでしょうか?
希望としては、自分の個性も大事にしつつ成功したいです。
いじられるということと舐められるということは意味が違います。
自分が積極的に笑いを取りに行くということであればもちろんいいですし、自分がいじられる時にも、それが馬鹿にされた時であれば文句を言ってもいいですが、自分のミスやみんなのミスを乗り越えるためにそれをユーモラスにするということは大切です。
つまり、ユーモアというものは苦しい状況を乗り越えるために使えば、それは評価されることにつながりますが、自分の価値を下げるようなユーモアに関しては、抵抗しないと意味がありません。
お勧めとしては、いじられた時にイラッとしたらブラックジョークで返すことです。
DaiGo師匠のアドバイスは以上でした。
ちなみに、ブラックジョークで返す力を鍛えたいのであれば、こちらの本がお勧めです。
難しいポエムを読むと脳機能が活性化するという研究があります。
その意味を考えている間にもともと自分の中にあった凝り固まった古い考え方が消えて新しい考え方が身についてくるということが起きます。
それにより脳の機能も高まってくるし新しい視点も持つことができるようになるので人生にも活路を見いだすことができるようになります。
『ラ・ロシュフコー箴言集』は、いわゆるブラックジョークを交えたものが多く、わかりやすいものもありますが難しいものもあり読みやすいと思います。
ユーモアのセンスと魅力
よく親切な男の方がモテるという話がありますが、これは当然として、研究によっては親切さよりもユーモアセンスの方が重要だとされているものもあります。
例えば、2012年にアメリカで254人を対象に行われたランキングでは・・・
1位:ユーモアのセンス
2位:親切さや共感能力
3位:物事を楽しむ性格
4位:健康
5位:遊び心
6位:頭の良さ
7位:社交的な生活
8位:寛大さ
9位:子供が欲しいかどうか
10位:身体的な魅力
このように文化の差はもちろんありますが、ユーモアや親切さがとても重要だということです。
ユーモアがなぜモテるのかということに関しては、アダルトプレイフル理論というものがあり、長期的な関係を築いていこうとすると精神的にも肉体的にもつらいことやしんどいことをその都度乗り越えていかないといけません。人間は遊び心によってそのようなことがあってもメンタルを安定させることができます。
つらいことがあってもそれを笑いに変えていくことができる人は、壁を乗り越えていくことができる人です。自分にとってつらい経験を笑い話に変えることができる人は強い人です。
同じ経験をするのであってもプレイフルネスが高い遊び心のある人と一緒にいると2人の関係も刺激的になり、2人で新しいことにチャレンジしていくということができるようになります。
ユーモアセンスと親切さというものは、女性が長期的な関係として男性を選ぶときの無意識のパラメーターになっている可能性があるということがこの研究により示唆されています。
男性の皆さんはユーモアセンスと親切さを鍛えることを意識していただけたらと思います。
カップルの関係とユーモア
ユーモアセンスというものは、ただ異性からのモテにつながるだけでなく、カップルの関係をより良い状態で保つためにも重要です。
笑いのツボが合うことが大事
笑いのツボがお互いに合う、あるいは、相手の笑いのツボを理解した上で自分がそのような笑いやユーモアを表現したり、一緒に行動してともに笑えるような状況につなげていくことが大切です。
カップルの満足度について調べた研究によると、カップルの満足度と大きな相関があったのは、笑いのセンスが同じであることでした。
恋愛で大切なのは笑いのセンスが合うことだと言えます。下手に相手の性格を分析しようとか、好きな趣味やブランドを知ったり好きな食べ物を理解しようとするのも結構ですが、それよりも大切なのは笑いのセンスです。
同じものを見て笑うことができるのかということが、とても重要になりますし、良い関係を続けることができるかどうかということは、笑いのセンスが合うかどうかということで見抜くこともできるということです。
面白いからモテるのではなく、お互いに面白いものが同じだから惹かれ合うということです。自分にとって面白いと思えることを言ってくれるからモテるわけです。
ユーモアがあると関係は永く続く
さらに、他人を笑わせるのが好きで、かつ、他人からいじられるのも好きという人が、カップルのどちらかにいた場合は、結婚生活や恋愛関係が良くなるということが分かっています。
マルティン・ルター大学の研究で154組のカップルを対象にした実験があり、カップルの仲とユーモアの関係について調べています。
当然ですが、仲のいいカップルほど笑いのポイントが似ていました。さらに、カップルのどちらかが他人を笑わせるのが好きだった場合、2人の仲はとても深まるということです。
他人を笑わせるのが好きで、かつ、他人からいじられるのが好きというタイプの人の場合、仲が深まるスピードも早いわけです。
人間関係には笑いやユーモアが大事ですが、いじられるのが好きだという要素も大事です。
ちなみに、よく他人をいじって笑いを取る人がいますが、笑いのセンスとしてはいいものですが、この特性はカップルの場合は仲が悪化しやすいので、カップルの間で相手をいじるのはあまりオススメはしません。
ここから先は、さらにユーモアにまつわる心理学について、恋愛だけでなく皆さんの仕事や人間関係でも役に立つ知識について紹介していきます。
ユーモアを日常生活に上手に取り入れて、日々の生活を充実させたいという方はぜひ続きもチェックしてみてください。
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コメント
Q. 「会社でいじられるキャラなのですが、中々仕事等を評価してくれない気がします。 いじられるのをやめさせたほうがいいのでしょうか? 希望としては、自分の個性も大事にしつつ成功したいです。」
A. いじられキャラが定着しちゃっている状況から変えることは、なかなか難しいのではないかと思います。
唯一、変えられる方法としては、やはり、記事の内容の「ユーモア」ですかね( ¨̮ )
重要なのは、【いじられた時に、どう返すか?】
これを「if then プロファイル」で、事前に整理しておくべきかな、と思います☆
これを考えておくと、一発逆転は可能で、
例えば、
・いじられた時に、自虐ネタを使って周囲を笑わせつつ、周囲の共感を得る
などの最強技が使えます!
例えば、仕事のミスをつつかれた時、ミスを自虐にして笑いを取れるなら、
周囲の聞いている側は、
「ま、ミスなんて誰にでもあることだし、むしろ、今のはつついた方がひどいよな。それを笑いに変えられるなんて、すごい!」
と心の中で思います☆
この【周囲の心の中の反応まで加味】して、ユーモアセンスを使えるかどうか。それが肝心です。
この技術は意外と難しくて、これを成立させるまでの前提として、
①普段の仕事は着実に真面目にやっていること
②いじられた時でも平然といられる動じないメンタル
③瞬時にユーモアで切り替えせる頭のよさ
が必要と思います☆
すぐにユーモアでこの状況を乗り越えようとせずに、【ユーモアを使いこなせるだけね日々の鍛錬】は、やはり、結構重要なのではないかと思います( ¨̮ )
ご参考までに☆
ボケット(@小学校の先生)
(ID:68256227)
個人的な実践方法は【自問自答法】です
「1自己高揚ユーモアのメタファーをパクる」
しんどい状況に陥った時に、「○○という状況から、ユーモア視点を持つ事でバカバカしい何かを発見できないか?」と自問自答する事です。
2「自問自答系スキルに+humor」
2.1ソクラテス式問答法+h(humor)
2.2GOODモデル+h
という形で、しんどい状況や何気ない日常に関心を持つ工夫をしています。
以上2つが自分がメインで行ってるユーモアの工夫です。