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一問一答「あなたの考える才能とはなんですか?」【成長し続ける心理学】

2021/04/08 18:35 投稿

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あなたの考える才能とは何ですか?


今回は、質疑応答でDaiGo師匠の考える才能とは何か? という質問と師匠のその答えをもとに、日々成長し続けるために必要なことについてまとめてみたいと思います。


Q. 「DaiGoさんにとっての才能とはなんですか?」


あくまで僕が思う才能ですが、僕はみんなが思うようないわゆる才能はないし、いじめられっ子だったし最初からうまくいったわけでもありません。

今でもこんなに勉強は好きだけれどそれほど勉強ができたわけでもありません。


才能とは一言に尽きます。

「努力が嫌いな人たちの言い訳」

というのが僕にとっての才能の定義です。

これはあくまで科学的ということではなく僕にとっての定義です。


「才能はいつも、努力することが嫌で、自分の頭で考えることが嫌で、自分には才能がないからという言い訳を作って、努力をやめたい、楽に生きたい、他人にぶら下がって生きたいと思う臆病者たちが使う言い訳」


これが僕にとっての才能の定義です。


僕はいつも何かをやろうと思った時に、自分がそれに才能がないかも、あの人は才能があっていいなというようなことが頭によぎるたびに、この言葉を自分にぶつけてきました。

これは愚か者にとっての最高の言い訳だと。

自分は愚か者になっていいのだろうかと。


才能があるかなどうかなんて関係ありません。

自分の欲しいのは成果です。その成果を手に入れるためにあらゆる手段を使えばいいです。

才能がないのであれば、才能以外の手段を使ってその成果を手に入れればいいだけ。

それは、努力でも、習慣化でも、使えるものを使って未来をつかめばいいわけです。


ですが、多くの人がそれをしません。

なぜかと言うと、「才能」という言葉は非常に便利な言葉だからです。

ですから、はっきり言って僕は才能というものは信じません。

科学的にはありますが、僕は自分のことにとっては才能は愚か者の言い訳以外の何者でもないと思って生きています。


ということでした。

あなたは才能を言い訳にしそうになったことがありませんか?

それはいつどんなことに対してでしたか?


DaiGo師匠は、今までDラボを中心に、才能や生まれ持った状況を言い訳にすることなく皆さんが前に進むための知識について様々な切り口で紹介してきました。

内向的な人がその才能を開花させるための心理学

無駄に自分を責めることなく生きていくための方法

孤独で友達がいない人の隠された能力

カリスマや天才たちのように第一印象をよくする心理学

努力がクセになる性格に変えるための方法

普通の才能で成功するための方法

努力を継続するための習慣化のテクニック

発達障害の隠された能力とそれを活かす方法


あらゆる切り口でみなさんの人生をより良くするために役に立つであろう 知識を紹介してきました。

まだまだ他にもたくさんありましたし、皆さんが強く記憶に残っている知識もあると思います。

強く皆さんに思って欲しいのは、これら全てが師匠が言っている「成果を手に入れるために使える才能以外の手段」だということです。


師匠はそれぞれの皆さんの人生に合わせて使える知識を皆さんが使いやすいように解説してきました。

それを使って、才能を言い訳にすることなく皆さんが求めている成果を手に入れて欲しいと思っているからです。

あなたはどんな知識や手段を使って何を手に入れますか?

あるいは、実際にどんなことを手に入れましたか?


皆さんの知識の実践や参考になった放送などあればニコニコのコメント欄で教えてください。



今回は、才能を言い訳にすることなく日々成長し続けるために必要なことをまとめてみます。


前提として、努力は技術でありスキルです!


努力が続かず悩んでいる人も結構いると思いますが、それを自分の努力する力がないからだとか、そもそも努力の才能がないからだと思い込んでいる人が少なくありません。


ですが、はっきり言って努力というものは技術でありスキルです。

その方法を理解して練習して身につけることができれば誰でもできることです。

誰でも少しずつ続けることによって自分や自分の人生を変えていくことができて、それが努力であり、その努力というものはスキルであり技術です。


努力というものはその方法さえ身につけることができれば人の可能性は広がります。

最初のうちは、その努力の方法を知ったら色々なことに手を出してみることが大切です。そんな中で自分が本心からそれをしてみたいというものを見つけたら、そこに努力の技術を使っていけば当然ですがあとは勝手にスキルがあがっていきます。

それが運動やスポーツであっても、語学や資格の勉強であっても自分の進歩を認識することができます。

最初は小さな努力から始めて、その努力を一定以上続けることができたら、その後はスキルが上昇していくので、人は自分の成長を感じると、自然とどんどんモチベーションを感じるようになり、さらに続けてスキルアップしていくことができます。


ですから、自分のスキルの上昇を認識することができるレベルまで努力を続ける方法を使えるように理解しておけば、その後は勝手に成長し続けることができるわけです。

大勢の人が、その自分のスキルの上昇を認識することができるレベルまで、努力が続かないような行動をわざわざしたり、そんなマインドセットを作っているから努力が続かないだけです。


努力が続かない理由その1 :完璧主義による先送り


人間は完璧にやろうとかちゃんとやろうとか、準備が整ったらやろうと考えてしまうと、どんどん行動できなくなってしまうものです。


完璧主義というのは完璧であるという意味ではなく、「完璧ではないという理由ですべてを先送りにする性質」のことです。

結局、自分を認めることができない人が完璧主義に逃げてしまいます。


もっと状況が整わないと・・・

こんな中途半端な状況で行動して失敗したくない・・・


というような思いから行動しなくなり先送りします。


つまり、ありのままの自分や今の自分を認めることができず自己否定の感情を持っているために、状況がもっと整ったらとか、お金に余裕ができたら、才能があったら、もっとうまくいくだろうと考えてしまいます。


そのために行動しなくなるというのが完璧主義による先送りです。

これを防ぐためにはセルフコンパッションの技術を学ぶことが大切です。

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努力が続かない理由その2 :他者比較による甘えと絶望

師匠がいつも言っているように、他人と比較することは簡単に不幸になることができるものです。


自分よりも下の人と比べると自分に対する甘えになります。

自分よりも上の人と比べると、あの人はあんないい暮らしをしているのに、あの人はあんなに素晴らしい才能を持っているのに、それに比べて自分はなんて惨めなんだと絶望につながります。


他人と比べると、自分に対する甘えか絶望のどちらかしかなく、どちらにしても不幸な未来しか待っていないわけです。


皆さんは過去の自分と比べる方向にシフトしてください。

過去の自分と比べて努力を続けることができる自分になるための方法としては、モチベーションについて学んでみるのもいいと思います。

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それが嘘であっても、小さなことでもいいので、人は自分が前に進んでいるということを実感することが唯一のモチベーションを保つ方法だということを教えてくれる本です。

努力が続かない理由その3 :悪い友達による自己コントロール能力の低下

努力しようと思い何かを始めてみたけれど、ついつい他のことをしてしまったり、注意が別のところに移ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

これは自分の注意をコントロールする自己コントロール能力が欠如しているから起きるものです。


自己コントロール能力というものは高めることができて、いくつか方法がありますが、最も手軽で確実な方法としては人間関係を変えることです。


人間の性格というものは周りにいる人でかなり変わるものです。

自己コントロール能力のためには、人間の性格の特性の中で物事をコツコツと続けたりするために必要な誠実性が重要になると言われています。


自己コントロール能力は周りの人間の影響をかなり受けやすいものですから、仕事でも勉強でも、自己コントロール能力が高く自分の決めた習慣を必ず守り、物事をコツコツと続けることができる人の隣で仕事や勉強をするだけでも、それを進める能力は20%ほど上がると言われています。

仕事ができる人の隣に座るだけで、仕事の効率が1.2倍から1.3倍ほどにもなるということです。


人が知らないうちに周りの人から影響を受けています。

自分の自己コントロール能力がないというのは自分のせいだけではないかもしれません。

努力が続かないのは自分のせいだけではないかもしれないので、あなたが選んでいる周りの人間関係を見直してみるというのもひとつの処方箋ではあります。

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人間関係を整理するためにはやはりこの2冊がおすすめです。

今ある人間関係をリセットして余計な関係をなくすということと同時に、新しい人間関係を手に入れるということを合わせて考えるようにしてください。

人間関係を見直すためには、余計な関係を見極めて切る方法と新しい関係を作る方法の両方が必要になります。

努力が続かない理由その4 :計画錯誤による計画倒れ

人は何かの計画を立てるときにかなり甘く見積もってしまうものです。

ある仕事に1時間ぐらいかかると感じたとしたら、それは実際には2時間ぐらいかかると考えた方がいいです。


人は自分の能力を高めに見積もってしまうせいで、自分の仕事が早く終わると思い込んでしまう計画錯誤が起きてしまいます。

実際には自分ができると思っていることの半分ぐらいにすると丁度いいぐらいです。


ここでは、あえて挫折したり失敗する日をあらかじめ用意しておくということも重要になります。

そんな正しく計画を立てて努力を続けることで成功にたどり着くためには、こちらの本で計画術について学んでみるのもおすすめです。

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努力が続かない理由その5 :誘惑による注意散漫

この誘惑による注意散漫が努力が続かない原因になっている一番の原因なのかもしれません。

別に悪い人間関係があるわけでもないのに、注意散漫になり努力が続かないというのであればこれを疑ってみた方がいいです。


人が物事に集中したり注意を示して行動や努力をするということは、かなり環境に依存するものです。

人間関係に限らず周りの環境によって行動がかなり変わってきます。


自分の行動を変えたいとか努力が続く自分になりたいと思うのであれば、環境を見直してみるというのも良い方法です。

自宅や仕事場の環境を整えるためにはこちらの動画がおすすめです。

Dラボ - 最強のデスクー仕事や勉強がはかどる机まわりの環境の整え方


努力を報われる努力にするために 

そう言われても、頑張っているのになかなか結果が出ないという人も多いのではないでしょうか。

そんな報われない努力から脱出して報われる努力をできるようになるにはどうすればいいのかということについても紹介しておきます。


自分の能力は鍛えることで向上していくことができるし、自分の未来の可能性は無限大で自分で道を決めていくことができるというしなやかさを持ったマインドセット:成長マインドセットについては、皆さんもよく覚えていることだろうと思います。

逆に、自分の能力はもともと決まっていて、後からどうにもならないというのが固定マインドセットですが、この2つのマインドセットは、場面や状況により結構変わるものです。


しなやかに可能性に敏感になり自分を信じることができる時もあれば、別の場面では、固定マインドセットになることもあると思います。

例えば、ビジネスではいつも自信はあるけれど、恋愛では無理だと考えるような人も多いのではないでしょうか。

勉強はできるけれど運動は無理というように、自分で可能性を決めつけてしまうことが人にはよく起きます。


ですから、今の自分のマインドセットを常にチェックし続けることが大事です。

報われない努力をしている人には、この2つのマインドセットが常に切り替わるものだということを分かっていない人が多いです。

例えば、今自分の目の前にある仕事は新しい可能性なんてないと決めつけてしまったり、自分は常に成長マインドセットを持っているはずなのに、それでも報われないのだからどうしようもないと考えてしまいます。

自分はしなやかな成長マインドセットを持っているという思い込みが、逆に硬直させているということもあるわけです。


人は誰でも、やればできると可能性を信じる時もあれば、やっても無理だと感じる時があり、これは常に切り替わっています。

今自分はどちらにいるのかということをまずは認識することが大切です。

報われない努力から報われる努力に変えるためには3つのポイントがあります。

ポイントその1 :継続的な努力

がむしゃらに一夜漬けのような努力ではなく毎日続けることができる無理をしすぎない努力が大切です。


継続的な努力により一定のパフォーマンスを発揮し続けることができる人が成功をつかむ人の特徴です。

ポイントその2 :正しい戦略

どうすれば最短で自分の目標を達成できるのか、どうすれば自分のやっていることを正しく進んでいると認識することができるのかということを考える戦略が必要です。


例えば、毎日筋トレをやろうと決めるのではなく、何時に行うのが一番習慣になりやすいのか、一番筋肉がつきやすいのはいつなのかということを考えるべきです。

戦略なき努力は無駄になりやすいものです。

ポイントその3 :リソースの有効活用

正しい戦略を考えた上で、自分が持っているリソースや才能というものを有効活用した状態で行う継続的な努力が重要です。

それを考えることなく、ただやればできると考えて行うのががむしゃらな努力で、これは考えればわかると思いますが当然無駄な努力に繋がりやすいものです。


成果や結果に結びついているプロセスに注目


この3つのポイントを踏まえた上で、成果や結果に結びついているプロセスに対して注目することが重要です。


子供のマインドセットを鍛えようとする研究でも、子供に対して成果を褒めては駄目だということが分かっています。

成果につながったプロセスを褒めることが大切です。

良い点を取ったことをただ褒めるとズルをしやすくなり勉強量は減りますが、毎日勉強していたことが良い点を取ることにつながったと毎日勉強していたプロセスの努力を褒めると、その努力はより継続的になり結果も出やすくなります。


これは大人も同じです。

ただやればできると考えて成果だけを見ているとモチベーションが下がってしまいます。

成果を追うのではなく、普段行なっている行動の結果として成果が伴っているのであれば、そのプロセスは間違っていないということですから、それを続けるようにしてください。

成果が伴っていないと言うのであれば、工夫や改善を考えるようにしてください。

その工夫や改善に対して戦略を立てるために結果や成果を利用するのはいいですが、がむしゃらに気合いや根性で結果や成果だけを追い求めている努力は報われません。


どのようなことに対する努力であっても、少ない仕事量で同じ成果が上がるのであればそちらの方が良いはずです。

成果や結果に結びついている活動や行動は何なのかということに常に注目するようにしてください。

そこから使える戦略を見いだすために努力をしてください。

いい戦略や方法が見つかったら、それを習慣化して無理なく継続できるようにして続けていきましょう。


ここまでは、才能を言い訳にすることなく、努力を続けて常に成長していくためにはどうすればいいのかということを解説をさせてもらいました。

あなたは今努力が報われていないと不安になっていませんか?

その努力が報われない理由は何だと思いますか?

報われる努力にするために、今から何を始めてみますか?


皆さんのこれまでの知識と実践でも、これからの決意表明でも結構です。

もちろんどんな些細なことでも構いませんので教えていただけたらと思います。

ニコニコのコメント欄で教えてください。


ここから先は、さらに推し進めて、才能を言い訳にすることなく努力を続けることができる人になるための方法について詳しく解説していきます。

知りたい方は続きをどうぞ。


 

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