あなたは、将来のために、今、どんなことに力を注いでいますか?
また、これまでに、もっとこんなことをしておけばよかったと思うことはどんなことですか?
今回は、将来を考える大学生の、下記の質問と絡めて、今ある時間を有効に使うために、何に力を注ぐべきなのか!というテーマについて関連知識をご紹介します。
Q. 「大学2年生の弟子2年目です。将来の仕事のために今ある時間を有効に使いたいと思っていますが、何に力を注ぐべきなのでしょうか?」
"人や本にたくさん触れよう"
動画でもDaiGo師匠が言っていたように、これからはますます知識や経験の幅が重要になってきます。
ひとつのジャンルに特化して大きな成功を成し遂げる人もいますが、そこに行き着くまでには「いろんな自分」を試して、失敗や挫折も繰り返しながらそこにたどり着いたという人がほとんどです。
一定のルールの中で戦うスポーツやゲームであれば別ですが、人生やビジネスにおいて考えるのであれば、ひとつのことを追求するよりも多くの経験を重ねている人の方が成功の可能性は高くなります。
特にこれからの時代においては、専門的な知識の深さやスペシャリティよりも経験や知識の幅の方が重要になってくるということです。
そんな知識や経験の幅の重要性についてより深く理解するのであれば、こちらの本がお勧めです。
こちらの本は、ますます変化が加速するこれからの時代において、まさに知識の幅を身につけて成功するためにはどうすればいいのかということを教えてくれる本です。
もしビジネスにおいて様々な業界の今後の変化をより実感として掴みたいのであれば、こちらの本が参考になると思います。
もちろん、未来のことは誰にも分かりませんが、それぞれの業界においてどのような可能性を見据えてそれぞれの業界を牽引している人たちが進んでいるのかということをわかりやすくイメージできると思います。
それによる自分自身の変化の必要性であったり、これからも学び成長していくモチベーションにしていただけたらと思います。
そして、そもそも成功のカタチ自体人によって違うものですから、自分なりの成功というものを考える必要もありますが、その成功からあなたを遠ざけてしまうのは群集心理への隷属です。
協調性の高さは年収の低さと相関するという話のとおりで、空気を読み周りに合わせる行動や選択をするのはその人の可能性を下げる行為でしかありません。
もちろん、あまりにも協調性を欠いている場合には社会生活に支障をきたす場合もあるのかもしれませんが、群衆心理に従い自己決定を放棄しているという時点で、自分の望みを実現する可能性を断っているということになります。
ですから、群衆心理に従うのではなく、それを理解して利用し出し抜くことが重要になります。
あなたの将来の成功に繋がるであろう画期的なアイデアも行動も常に群衆心理の外側にあると考えてください。
無駄な競争を避け比較優れない圧倒的な自由を確立するためには、それを理解し群衆心理をコントロールすることが大切です。
そんな群衆心理をコントロールするための方法としては、こちらの本が参考になると思います。
いずれにしても、これから先必要になるであろう知識やスキルを子供も大人も幅広く身につけていくことがとても大切です。
今回は、将来のためにできるだけ若いうちにしておくべきことをいくつかまとめて、その上で皆さんが知識や経験の幅を広げていくことができるように、物事を身につけるスピードを速めるためのワーキングメモリの鍛え方について解説しておきます。
将来の年収を左右する2つのポイント
学生時代に意識しておくことで将来の年収が高くなる2つのポイントについて紹介しておきます。
イリノイ大学が学生を対象に行なった研究で、346,606人の高校生を対象に高校時代の行動と50年後の人生の関係性について調べようとしたものがあります。
IQ や認知機能、ビッグファイブや家庭環境、学校や授業への興味などを詳しくチェックして、その11年後と50年後の2回に分けて改めてその人たちがどのような人生を歩んでいるのかということを調べています。
それによると、大人になってどれぐらいいい仕事に就いているのか? どれくらい年収が高いのかということは、高校生の頃に学校に対してどれぐらいの興味を持っていたのかということと自己コントロール能力である責任感の2つに大きな影響を受けていたということです。
しかも、その影響はIQ や性格の違い、両親の年収や家庭環境などを調整しても同様に確認されたそうです。
つまり、生まれ持った性格がどんな人でも、IQ が高くても低くても、両親の収入が高かろうがひくかろうが、それらに関係なく将来の仕事の年収に対しては、
学校に対する興味をどれぐらい感じているのか?
自分で決めたことをちゃんとする責任感がどれくらいあるのか?
この2つにより大きな影響を与えるということです。
ですから、学校や勉強に対して興味を持ち、普段の勉強など自分のやるべき事をちゃんとやっておくようにすれば、それだけでも将来への可能性は広がるということです。
勉強はその入り口がとても重要です。
皆さんの中にもどうしても勉強に興味を持つことができなかったり、勉強というものが嫌なものだと頭に染み付いている人も多いと思います。
勉強も最初の入り口を間違えてしまうと、子供も学生もどうしても興味を持つことはできなくなってしまうでしょうし、そうなると大人になってから学び続けることも難しくなります。
そうなれば、いくら知識や経験の幅を広げることが重要だとは理解できても、毎日毎日自分にとって難しいことや嫌なことに取り組むことになってしまいますので、当然それをいつまでも続けることはできるわけがありません。
勉強の正しい入り口としては、「楽しそうに感じる入口」や「興味が湧きそうな入り口」を探すことが重要です。
例えば、漫画でわかる歴史のシリーズの本から始めて、歴史に興味を持つことができれば勉強や授業がつまらないものになってしまうことを避けることはできるでしょうし、これは別に大人になってからしてもいい事だと思います。
DaiGo師匠も様々なジャンルの知識を紹介させてもらっています。
どんなジャンルでも構いませんので、まずは学ぶ楽しさというものを理解していただけたらと思います。
それにより将来の年収にも良い影響がありますし、それは、これから先ますます必要になるであろう知識や経験の幅を身につけるための基礎にもなるはずです。
読書の大切さ
そして、できるだけ早く読書力を身につけておくことも重要ですし、読書の大切さについてはDaiGo師匠も何度となく伝えできたと思います。
読書というものは、それにより本の中に書いてある知識を手に入れるというだけでなく、読書という行動を取ったことにより得ることができる副産物がたくさんあり、それにより人生で抱える問題のほとんどを解決することができます。
読書も勉強と同じで、別に難しい本をいきなり読む必要はなく、子供や普段読書あまりしていないという人は、無理をすることなく薄い簡単な本から始めても問題はありません。
新しいスキルを身につけたり筋トレをする時と同じで、集中力や忍耐力を少しずつ身につけながら徐々に徐々に難しい本や分厚い本も読めるようになればいいだけです。
読書をすることにより年収が上がるとか、年収が高い人ほど読書をするというような研究はたくさんあります。
香港大学の研究で、過去に行われた読書と子どもの発達に関する研究から質の高い19件の研究をピックアップしたメタ分析があります。
これは3,264組の家族を対象にしたもので、子供だけでなく親や家族のメンタルの状態やストレスのレベル、授業中の問題行動の有無や感情のコントロールの能力などをチェックしています。
それによると、読書で子供の問題行動が減り問題解決能力が高まり、コミュニケーションが上手になり人間関係が良くなるということが分かっています。
さらに、子供だけでなく一緒に読書をした親は自尊心が高まり、子供との関係も良くなり、人生の質まで向上していたということも確認されています。
ですから、なかなか仕事に忙しくて読書をする時間がないという人も多いとは思いますが、読書は個人で考えてもできるだけするべきことですし、家族みんなで読書をする時間を設けるようにするべきでもあります。
この読書というものは、文化や収入や育ちなどにかかわらず全ての人がそのメリットを享受することができるものです。
その読書のメリットとしては、上記の他にも子供の頃から読書をしている人の方が言語能力が高くなり、この言語能力の高さというものは人生における成功にもつながる力です。
さらに、普段から読書をしている子供の方が創造性が高くなるということも分かっています。
皆さんもご存知のように、この創造性というものは、新しいことを考えたりこれからの変化の激しい時代を生き抜いていくためにはとても重要な力です。
ですから、大人も子供もまず重要になるのは1冊を読み通す能力をできるだけ早く鍛えておくということです。
できるだけ早く本を読むという事に慣れておくことで、その先の人生の可能性は大きく広がるわけです。
それでは、ここから先はワーキングメモリを鍛えて新しい知識やスキルを効率よく身につけるための具体的な方法について纏めていきます。
知りたい方は続きをどうぞ。
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コメント
Q. 「大学2年生の弟子2年目です。将来の仕事のために今ある時間を有効に使いたいと思っていますが、何に力を注ぐべきなのでしょうか?」
A. 大学2年生だとちょうど20歳くらいと思われます( ¨̮ )
僕は大学2年生の頃は、野球のスポーツ少年団のコーチを始めたり、児童福祉のボランティアをしたりしていました。
「子どもに関わる」と言った意味で、「教育」についての活動の幅を広げ始めたのはこの時期かなと思います。
「教師一本」だけを目指すなら、「学校ボランティア」みたいなところで専門的に日々の先生たちの授業を見てたほうが最速の道のように見えますが、
今となって考えると、その道を通っていたら、教科書を教えるような授業づくりしてしまっていただろうな、と思います。
「子どもと関わるいろんな活動」をしてきたからこそ、今となっては【誰もマネできない、オリジナリティ溢れる授業づくり】ができるようになりました。
動画でDaiGoさんが仰られるように、20代は【いろんな人や本に関わる】ことが鉄則のように思います!
20代で幅を広げた後の30代はほんとに楽しいですよ(^^)/
がんばってください!
ボケット(@小学校の先生)
(ID:17404455)
学生、特に高校生のときに、ちゃんと人と話してれば
多少はコミュニケーションに慣れられてたんだろうな...と思いますよ
「ネットで誰とでも繋がれる時代!」なんて言うけれど、自然と周りに人がいる環境って学生様限定の特典だったんだな...と
当時はそれが嫌だったんですけどね
将来のため!なんてのは特にないけど
しいて言えば、1日数分の瞑想を始めてみました
幅と有効な時間ってそんなに相性よくなくない?
DaiGo師の、サイコパスとか外向的な人とかの強みの時は、いいとこ取りをしてくれるのに
読書がいいとなると「本は読んどけ!」とダイレクトになるところ
本人が本の人だからしょうがないけど、気になるから仕方なしに読書してる身からすれば
「読書のメリットだって身も蓋もなくまとめてしまえよ!」みたいなプチ不満