皆さんは自分の性格を変えたいと思ったことはありますか?

それはいつのことでしょうか?

そして、どんなことを期待してのことだったでしょうか?

自分の性格や周りの人から見た時の自分のキャラを変えたいと思う人は少なくないはずです。

自分のこんな性格が嫌いで変えたい、

今更自分の性格を変えることなんてできるはずがない、

など、


性格に対して自己嫌悪を抱いてしまったり、全てが自分の性格のせいだと考えてしまった経験がある人もいると思います。


特に、一般的な社会ではあまり受け入れられないような、いわゆる陰キャであったり、みんなの輪に入らないとか引っ込み思案な性格で悩む人は多いと思います。


今回の一問一答は、そんな悩みを抱えた学生の方からの自分のキャラを変えたいという相談に対してです。


Q. 「陰キャから静かなクールキャラに変更したいです。クラスで違和感を持たれずに変える方法はありますか?」



皆さんであればこの相談に対してどのようにアドバイスされますか?

もしくは、皆さん自身が自分の性格を変えたくて実践しているようなことはありますか?


性格を明るく変えてもっとモテたい、

もっと外向的な性格になって人間関係を広げたい、

新しいことに次々とチャレンジできる性格になってビジネスや副業で成功したい、


恋愛でも人間関係でも、仕事でもビジネスでも、人生の様々な場面において人間の性格というものは関わってきますし、人生の戦略として時には自分の性格を俯瞰して見ることも大切です。


皆さん自身の今の性格についてどう感じていますか?

過去の性格について悩んでいた自分に対して今どのように感じていますか?

自分の今の性格をどのように変えれば人生がより良いものとなると考えますか?


ぜひニコニコのコメント欄で教えてください。

言葉にすることで、皆さん自身の性格に対して客観的に見ることができると同時に、それは他の誰かが人生戦略として自分の性格に向き合うためのきっかけや参考にもなるはずです。



まず、自分の性格やキャラに対して、このような悩みを抱えている人に覚えておいてもらいたいのは、コアパーソナルプロジェクトという理論です。


このコアパーソナルプロジェクトというのは、人間は自信がある分野や専門分野もしくは興味のある分野であれば、本来内向的な人でも外向的になったり自分の枠を超えられる領域があるというものです。

誰にでも、自分の得意な分野や好きなジャンルもあるでしょうから、内向的な人がすべての部分において内向的だということはないということを認識しておくことも必要です。


例えば、引っ込み思案というのは自分自身に意識を向けすぎているということが原因です。


つまり、


自分がどのように見られているのか?

自分がどのように喋っているのか?


ということに気を使いすぎてしまっていることが原因でもあるということです。


自分は失敗しているのではないかと考えてしまい、それを確認することで、自信がなくなってしまうという負のループが生まれているということがよくあります。


恥ずかしいという感情は、自分がミスをしたり自分が場にそぐわないことをしたりすることで生まれます。

この恥ずかしい感情を克服することで、引っ込み思案はなおすことが出来ます。


恥ずかしいとか恥という感情を持っていると、他人からのアドバイスや助言を受けるべき時であっても、人に対して助けを求めなくなってしまうというデメリットも生まれます。

恥ずかしいから人にも相談できないし、恥ずかしいから発言もできないので何も行動できなくなってしまいます。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」といいますがまさにこれです。


アドバイスや助言も求めることが出来ないし、そのための行動も妨げてしまうのが恥の感情です。

自分では乗り越えることが出来ないような問題が起きた時も、この恥の感情をまず乗り越えることが出来ないと助けを求めることさえ出来ないわけです。


自分では出来ないということを認めて、それを周りにさらけ出した状態で助けを求めないと相手もなかなか助ける気にもなれないものです。

自分の弱いところも見せないと基本的には人の助けは得られません。これが出来ないのが引っ込み思案な人たちの特徴です。


つまり、引っ込み思案な人というのは、自信がないということよりは自分の弱い部分やネガティブな部分を見せることに慣れていないというのがその原因だといえます。

自分はダメなんだという部分を見せることができれば引っ込み思案はなおるわけです。


もしこの恥ずかしいという感情を感じた時には、


今の自分を外から見たらどのように見えるのか?

自分ではない人が同じことをしていたらどう思うのか?


ということを一旦落ちついて考えてみてください。


こんなことを聞いたら恥ずかしいと自分では思うようなことであっても、それを一旦冷静になり客観的に見ると、なんてことはない普通のことだったりもするものです。


ちなみに、自分ではない他の人にアドバイスするとしたらどのように考えるのかという視点は、恥ずかしいという感情だけでなく、自分の悩み事に対しても使うことができるものです。

人間は他人の悩みに対しては的確に答えることが出来ます。ところが、自分の悩みになると様々なバイアスによりどうしても悩んでしまいます。


ですから、おすすめの方法としては、もし悩みがあったら、自分の悩みを5個程度紙に書き出します。

その書き出したそれぞれの悩みの上に誰かの名前を書きます。それは誰でもいいで、その人がこの悩みを相談してきたら自分はどう答えるだろうかと考えるわけです。

その時はその人のことを想像して本当にその悩みを相談してきたらどのように答えるかと考えるのがポイントです。

その時に自分が答えるだろうと想像したアドバイスはそのまま自分に適用できます。


人は相手の性格を見る時に自分と似ている部分を見るものです。そこを無意識に考慮しながらアドバイスを考えるので自分にも効くアドバイスであることが多いわけです。

仮に解決策を見つけることが出来なかったとしても、結構冷静に自分を見つめることが出来るようになりますのでおすすめです。


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性格を変える心理学


では、今回はそんな中でも、自分の性格を変えることができる部分については変えるための方法についてまとめておきます。


人の性格が変わるのかという問題ですが、ある程度以上は変わるということが分かっています。

自分がなりたい性格があったり、性格を変えれば理想的な未来が広がると考える人も多いと思いますので、今回はそこに光を当てていたらと思います。


具体的な内容を知りたい方は続きをどうぞ。