1:今、安倍氏周辺は盛んに同日選挙を流している。
2:今日自民党が衆議院選挙で圧倒的多数を取っているのは、国民の大多数が自民党を支持したからではない。
小選挙区制で、自公が協力する一方、野党、リベラル系が乱立し、自公に勝利させているからである。
3:こうした中、共産党は一人区の調整に前向きである。
そのことは多くの選挙区で共産党が立候補を取りやめることになる。
それによって、最も利益を得るのは民主党であろう。
4:こうした中民主党の中に消極的な声があると言われている。
3月20日読売は次のように報じた。
「野党各党は、衆参同日選挙が現実味を帯び始めたとみて、衆院選での選挙協力の検討を加速させる構えだ。
参院選では改選定数1の選挙区で野党候補の一本化が進んでいるが、衆院選は「政権選択の選挙」となることから、民主党内に共産党と協力することに否定的な声が強く、実現は
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コメント
孫崎先生ご指摘のとおり、つぎの選挙が野党の選挙協力なくして「政権選択の選挙」になることなど、100%あり得ないと思います。私も民主党内に何故かくも「共産党アレルギー」が強いのか、理解できません。「共産党と組むと、これまでの民主党支持者が逃げていく」などまずあり得まえせん。民主党も「党名」を変えながら「執行部」に手をつけようとしなかったのも残念です。
民主党内の「隠れ自民党議員」を追い出してでも、民主党なりのしっかりとした旗印を示さなければダメです。そして何よりも大切なことは、来るべき選挙での「安倍政権」の打倒です。
昨年から続いている国会周辺ほかの集会行動に出来る限り参加をしている.集会に参加が出来ている心理的要因を考えると,アメリカの戦争下請けの「戦争法」,日本と日本人の経済・文化・生命の売り渡し売国の「TPP」,人間の命より電力会社の経済優先の「原発再稼働」,憲法の停止を目論む「緊急事態法(条項)」など,アベ政治の嘘・偽り・悪質さと,戦後最悪・最大の自由と民主主義の危機が目前に来ていると感じていることが一番だが,それとともに,集会がこれまでのような,政党や組合団体など特有の集団意識・主義主張の政治意識バリア障壁を主催者が意識的に押し下げて,個人の自主的集会参加者の参加スペースを確保してくれた事が大きかったと個人的には感じている.集会が参加し易く楽しくなっている.
その結果,それまでは政治参加の意識などほとんど無かった市民の方々が,自ら政治の意思表示の場に参加して声を上げる,本当の民主主義意識を芽生えさせ,またそれが市民連合へと発展して今も市民と一緒になって人々の政治参加意識と文化度の向上につながっている.
まさに日本で初めての本当の民主主義の実証社会実験がぶっつけ本番で進行している.市民連合はカンパのみならず,ツイッターやフェースブックなどを通じて,最寄り各県の市民連合の所在と動向を是非とも広範に知らせて「選挙ボランティア」を募っていただき,個人で少しでも参加出来る敷居の低い楽しい参加型の選挙応援を形成していただきたい.参加したい.
もし,民主党だ,維新の党だ,共産党だ,社民党だ,生活の党だ,連合だ全労連だと,縄張り意識丸出しの下で集会が行われていたら,そのような集会への参加もためらっただろうし長続きもしなかっただろう.野党5党が手を携えて市民と一緒に集会や行動に参加することで,確実に私達市民の政党意識の障壁が低くなっている.これは,机上で思索するだけでは難しいと思われるが,実際の集会現場に参加すると視界が容易に開けるものだ.戦後最悪・最大の自由と民主主義の危機に瀕しているここに至っては,自由と民主主義,人々・国民の幸せと戦争をしない平和な日本のために行動する政党ならば政党色は問わない.
しかし,今だ持って政党色の意識障壁が拭えない方々のいることがとても残念だ.アベ政権とその背後の勢力(アメリカ・軍産複合体・日本経団連など)は,野党5党と市民ががっちりと共闘を組むことが一番に困るのだろうから,その中心となる民主党(民進党)と共産党の間に不和・軋轢を持ち込む戦略だしそんな動きをしている.その辺りも見極めて,脳内に埋め込まれた政党色の先入観を取っ払って,老いも若きも頭を柔軟に思考していただける事を願う.
自由と民主主義を抑圧し拷問や戒厳令もあり得る,ナチスを上回る改憲草案を掲げる自民党と,公明党,その補完勢力の独裁・ファッショ政治よりも,立憲主義・民主主義を掲げる市民と野党共闘の国民主権の政治の方が,どんなにかマシかは一目瞭然だろう.今年7月の参議院議員選挙で野党が多数を取ることが日本の人々・国民の幸せに直結する.(2016年3月22日)
> 彼らの任務は安倍政権の勢力を削ぐことになるのを野党にいて防ぐ役割だ。
後ろから鉄砲を撃つ「彼ら」を直ぐにでも炙り出し、一人残らず正体を曝す必要があるでしょう。しかし、今もってそれすら侭ならないのでしょうか。
それにしても先ほどツイートされた「私の防大授業での言葉~」はこたえます。何やら昨日ご紹介の詩と通低するものを感じます。
奇しくも昨日は孫崎さんと同世代で政治的メッセージを込めることも多いラ米を代表するシンガーソングライターの次の言葉を知りました。
「音楽で世界は変えられないね、だけど僕らの歌を聴いて誰かが何かに気がつくかもしれないから歌い続けるんだよ」
(ID:18367902)
我々日本人は、地縁、血縁など情的なつながりが強いだけでなく、一声かけられると、思想信条に関係なく、情に流される。極めて情が強く、体制に従属的であり、理性的に判断すべき安保、原発、消費税、TPPなどすべてが他人事、自分に降りかかるリスクを想定する能力を封鎖している。このような中で、体制を突き破る革新的創造性が求められるのに、野党であるのに、自縄自縛に陥り、体制意識から逃れられないとすると、民維党議員の存在性に疑問を持たざるを得なくなってくる。