A:事実関係

3日読売新聞報道「北制裁、安保理が決議採択…貨物検査を強化」

北朝鮮による4度目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は2日午前、北朝鮮に対する制裁を強化する決議を全会一致で採択した。北朝鮮産鉱物の輸入禁止などが新たに盛られ、北朝鮮に出入りする貨物の検査や金融制裁を強化し、モノ・カネ・ヒトの流れを大幅に制限する内容。核・ミサイル開発に打撃を与える意図がより強まった。

貨物検査の強化や北朝鮮産の鉱物資源の輸出禁止を盛り込み、従来の制裁を大幅に強化する内容だ。

北朝鮮の核実験やミサイル発射を受けた安保理制裁決議は5回目となる。

今回の決議は、〈1〉北朝鮮に出入りする全貨物の検査を義務化〈2〉北朝鮮による鉱物資源の輸出を禁止し、資金源を遮断〈3〉国際的な金融取引を遮断――が柱だ。

貨物検査について、これまでの決議は「禁輸品積載の疑いがある場合」を実