久保田徳二編(北海道新聞編集委員)は『北海道の守り方』(寿郎社)の中で、「本格グローバリズム時代に北海道を守る道、新時代に向けた10の戦略」を記述しているが、日本の農業への提言を含んでいるので、抜粋を紹介する。
本格的なグローバリゼーションの時代で食の面で極めて危険な現象が起きている。
下記は生産者の視点での提言であるが、それは消費者側にも当てはまり、今後、安全確保の農業と消費者の連携が必要となる。
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日本が、本格的なグローバリゼーションの時代にすでに突入しており、食と農をはじめ、医療や教育、地方行政など多くの分野におけるあり方や制度がグローバリゼーションに適合するように、変えられつつある。
北海道と日本は、その大きな流れの中でどのような生き方をすればよいのでしょう。
新時代に向けた10の戦
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コメント
北海道と言えば酪農王国、でも同じ酪農王国のニュージーランドは自国の酪農製品市場を拡大する為にTPP交渉で最後までごねてそれなりの成果を上げた、何せ国を挙げて輸出産業の目玉にしている訳だから、生産性も高いし日本はかなわないだろう。ニュージーランドの酪農と言えば最近かなりショッキングな映像を見たので紹介まで。
生産性を極限まで高めげ自国の競争力を維持する為には動物(他者)の命や幸せには目もくれない。これがグローバリズムの実態なのか。
RT@sohbunshu
今朝、牛乳を飲まれましたか。
母牛が子牛を産み続けることで牛乳が生産される。しかし、子牛は生まれて数時間後に処分のために連れて行かれ、母牛は我が子を追う……世界にショック、ニュージーランドでの隠し撮り動画: http://www.farmwatch.org.nz/born-to-die.html
シーシェパードの妨害する調査捕鯨の残虐性と比べどちらがより倫理的か?NZは日本の調査捕鯨を非難できるか?
賛成です。
エネルギーもできるだけ地産地消がよい。下川町のバイオマス地域つくりのように。
例 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3617_all.html
北海道は、バイオマスの他、風力、地熱、自然エネの宝庫だ。そのような地元のエネルギーを利用し、安心できる高品質の農産品を作る農業、林業、漁業、などを組合せていく・・・農業単独で考えない方が効率がよい、と思います。
久保田氏の考えには当然総合戦略は含まれているとは存じますが・・・
皆さんのご意見に賛同いたします。早速アマゾンで購入申し込みいたしました。ちなみに、筆者は私の高校の同級生で、名字は久田です。訂正お願いします。
(ID:18471112)
グローバル化=米欧化、特に「米国のやりたい放題」化がその本質でしょう。それで地場産業が壊滅的打撃を受けたラ米はついに大陸全体が反米化、今や米国は彼の地で好き放題できなくなりました。
たしか小沢一郎氏はTPP絡みで-本来グローバル化(自由貿易)で最も利益を得られるのが日本。但し、事前に態勢を十分整えてからでないと国内がメチャクチャになってしまう-旨語っていたと思います。それが、ラ米で阻止され、日本から根こそぎ分捕りたい米国は気に食わないからと「抹殺」されてしまった。(非米欧諸国はしょっちゅうそういう目に遭っているのが今日日バレバレです)
もう「弾は尽きた」ようにも見えますが、20年前のラ米にいたら やられっ放しで何の希望も持てなかったろうとも言われます。米国がアベを首にするまで「ただ黙って耐えるしかない」とは限らないでしょう。