14日、安倍首相は談話を発表した。「侵略」という表現を盛り込まないとか、「慰安婦問題」を避けるとか。村山・河野談話を継承しないとかさまざまなことが言われたが、多くのものは、表現が異なるにせよ、盛り込まれている。
・戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。(別の箇所)戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。
・何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。。。。事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。
・自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら
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集団的自衛権、創価大学有志が安全保障関連法案への「反対」を表明し署名開始現時点、840名署名
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集団的自衛権と自衛隊:集団的自衛権推進が主流。危機感を持つ隊員も存在。多分後者が内部文書共産党に提供。
コメント
21世紀構想懇談会の提言を「歴史の声」ととして、安倍首相が代わりに述べただけですよね。一国の宰相としての矜恃は、歴史認識、理解の程度というのはどうなんだろう。8月14日というのは、ポツダム宣言受諾した日ですよね。日本時間で午後11時。ポツダム宣言の何たるかさえ読んでいない、理解していない首相が、どうしてこの日を選ぶかなあ。
安倍談話は内外の戦争犠牲者への追悼に力点を置かるべきだと私は考えているので今日の安倍談話は失礼で且つ失格。明日の天皇陛下のお言葉に期待するしかない。
「先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません、とその後段が相反することを示唆しているが、後者に重点があれば共用できるであろう」との事ですが、米紙ワシントン・ポストは首相の支持者である国家主義者と、関係改善を模索する中国との間で「バランスを取った」と分析、まあ、そんな処でしょう。数あるツイートの中に「結局中国・韓国を刺激するなというアメリカ様の御意向に沿ってまとめられたか、あるいは最初に英文で書かれてそれを和訳したか」なんて言うのがあったが。いくら懸命に声をからして談話を読み上げても、何か安倍さんと言う人がが人格的に信頼されてないんだなーと言う印象が益々高まった。
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安倍首相は、日米安保条約が、法の支配であり、集団的自衛権が、抑止力につながり、積極的平和主義に結びつくといっている。米国に従属を深めることは戦争に近づくことであり、殺し殺されるリスクが増すということであり、とても平和とは程遠い。歴史認識は、言い古された言葉を使い、おわびの体裁を繕ったに過ぎないといえる。自己の思いを一切封印し、現在置かれた四面楚歌の状態において、自己防御の言葉によって体裁を整えたに過ぎないのではないか。心からの気持ちであれば、もっと表現が変わってくるのであるが、現在置かれている状況が追い込まれたかなり厳しい状況であることの裏返しでもある。