A:事実関係(「MAG2ニュース」転載)
メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』に、先日行われた高野さんの講演録が掲載されています。曰く「戦後いちばん暑い夏が来る」、必読です。
「戦後いちばん暑い夏」が来る
安保法制だけでなく、この8月にはそれぞれに歴史に残る分岐点となる重大案件が次々に折り重なってくる。そのいずれもが、安倍政権による国権主義的な世論無視の「強行」案件であるという共通点があるので、これらに反対する声も大合流することになる。
(1) 安倍の「戦後70年談話」には、中韓だけでなく米欧の日本・アジア研究者も警告のアクションを起こしているし、日本の研究者も立ち上がっている。世界注視の中で安倍は何を言うのか。
(2) 原発再稼働。川内原発はすでに燃料搭載を終え8月に稼働か。伊方原発にも規制委がOKを出した。原発は各立地ごとに事情が異なるので、各地でそれぞれに脱原発訴訟が行われ
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コメント
国際公約だから変更できないはずの国立競技場は、白紙見直しを決断した安倍首相が、安保法制については見直しの気配も見せない。これが、「宗主国からの命令」だからなのだ。
憲法については「米国からの押しつけだから、自主憲法を制定すべきだ」と言うが、米国の姿勢は朝鮮戦争以後180度変わって、日本に再軍備を迫っている。歴代首相は口実を考えて拒否してきたが、安倍に限っては口実を考える能力もなかったのだ。
毎年、地震・火山・台風に襲われる日本に、原発を再稼働させるのも、米国の命令だから拒否できない。
安倍政権を続けることは、日本国を破壊させることだと言える。
「安倍政権は米・ネオコンの傀儡だ」との評価が国際的に略固まってきました。
安倍政権の内政では反民主主義、軍国主義が表面化して国民が騙されていることに気づき始めました。
元来、武力に頼るものは武力で倒される。この認識が跋扈したのは20世紀まで。今はそういうゲームはやめなくちゃならないという反省の世紀なのです。しかし、懲りない米国は形を変え概念を変えて抗争に余念がありません。本来ならば、憲法9条の日本は米国の古典的な好戦性を諌めなくちゃいけない立場にあるはずなのです。でもそういうふうになっていない。今の米国は噴飯ものなのです。建国以来、インデイアン掃討に手を染め、今も尚、世界中で異民族制覇にあの手この手と取り組んでいます。そういう米国とシンクロしてか、安倍政権はこの度の防衛白書で「米国の手先として中国と戦うことを辞せず」と表明したのも同然(中国はそう読んでいる)ですから、日本、米国共々、時代錯誤は否めません。
岩手県で自公VS野党統一の沖縄型が登場する!いいですね!この時代錯誤甚だしい反民主主義と軍国主義を打倒するには沖縄型の採用しかありません。
沖縄で圧倒的多数の住民が動き、大阪では住民投票で橋下の野望を打ち砕き、岩手で野党統一が出来れば、その動きは水平に広がり、輪転機で印刷された日銀券に群がり狂奔する東京が傀儡政権と共に陥落するのは間もなくのことでしょう。私は楽観しています。
4>> 「8時30分~」 は → 「18時30分~」 に訂正
(ID:18367902)
どこの国も、国の方向付けをする知性は、国民の1~2割なのでしょう。
国民が大きく動くのは、知性を理解したときか、国内外の状況が知性をないがしろにするときである。安倍政権の危機は、後者の知性をないがしろにする暴挙に端を発している。①集団的自衛権では違憲判断を無視する。②原発廃止はドイツをはじめとする人間尊重の理性無視である。③TPPは公益性無視の企業による人民支配である。④沖縄問題は沖縄島民の意志無視である。
すべて安倍政権が目指すところは、国民主権の国体を、国権主体の国体に変えようとするものであり、日本を違った形態、すなわち米国従属化完結を狙ったものであり、この夏は、暑くとも、暑さに負けず、国民が連帯を深めていかなければならないとの強い思いを抱いています。
安倍首相のように、日本人が、日本人としての誇りを捨てるのは耐えられない。