週刊朝日6月19日号は小泉純一郎氏「原発ゼロをあきらめてはいけない」の特集を報じた。小泉氏が川内原発のある鹿児島県で講演した内容を報じた。
A 小泉氏発言主要論点
・原発は一度事故を起こしたら取り返しがつかない。
・地震はこの10年間にマグニチュード7前後の地震が5回も起き、そん都度に原発がストップした。
日本は原発をやってはいけない国だ。
・原発ゼロの社会は確実に日本を発展させる。
・原発はテロに弱い。
・規制委員会が原発の審査を終えて合格と言うと国民は安全だと受け取る。
だが、規制委員長は自ら「安全とは言っていない」という。
・原発を維持したいために自然エネルギーが拡大していくのを防ぐという意図しか感じられない。
B:評価
・小泉氏が述べていることは、原発再稼働反対の人が述べてきている点である。新しい点がある訳でない。
・しかし、小泉しがいうことに
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コメント
長い生物の進化生存の歴史を考えるとき、一時的なエネルギー確保が、生物の進化生存に優先することはない。
この当たり前の論理が理解できない自民党、民主党の国会議員は、国会議員の資格に欠けるのではないか。再稼働を主張する人たちの論理は、再稼働させるための理屈であって、生物特に人間に対する尊厳より、利権に毒された非人間に属する人々の。屁理屈に過ぎない。子供のおられない安倍首相、確か、奥さんは再稼働反対とか。種の存続を優先的に考えておられるのでしょう。
私も小泉氏の動きを高く評価します。
原発再稼働、集団的自衛権、TPPはいずれも民衆の生活にとって深刻な影響を与えかねない政策なので安倍政権打倒のスローガンで力が結集することが理想ですが、今は動乱の時代とは違います。下手すると、体制/反体制運動という風に支配層からうまくすり替えられて民衆の認識が混乱することも十分警戒しなくてはなりません。従って、小泉氏みたいな影響力絶大な人物が問題政策の一つに独自に取り組むことは支配層のすり替えを不可能にする意味で熱烈歓迎すべきことだと思います。
私も皆さんと同感です。
小泉氏の過去の言動はともかく、原発エネルギーの分野では小異を捨てる心の広さが大事だと思います。また、女性が政治経済の分野で活躍されることは、一時的な利益確保というより、種の保存とか将来に渡っての環境保全など、カネより根本的に重要な面を重視する方向に動き出す可能性を高めるという気がします。
廃炉に伴うものも含めて放射性廃棄物の問題は先が見えないですが、そのような「静脈産業」分野を「成長?戦略」の最重点に置くことが極めて重要だと思います。経済成長著しい新興国は「動脈系」重視と思いますので。