エリザベス・ワレンは、ヒラリー・クリントンに次いで、民主党の大統領候補の有力候補とされている(本人の出馬に対する態度は不明)
彼女がワシントンポスト紙二月二五日付でTPPに関し、「すべての者が反対すべきTPPの条項(The Trans-Pacific Partnership clause everyone should oppose)を発表している。
極めて貴重な指摘であり、主要点を列挙する。
・米国はTPP交渉の最終ステージにいる。
誰がTPPで利益を得るか。
米国の労働者か。消費者か。小規模企業か。納税か。多国籍企業か。
・ISD条項が問題である。
「投資家―国家紛争処理条項」という名前は穏健に聞こえるかもしれないが、ごまかされるな。
・ISD条項への合意は一段と多国籍企業に有利になる。.
・もっと悪い。それは米国の主権を損ねる。
・ISD条項は米国法律に挑戦し、米国裁
コメント
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ワレンの主張は正論であり、民間企業の利益が法律より優先するなどという規定について、各国の政治家から批判意見が出てこなかった方が不思議だ。
兎に角、こんなデタラメなTPPなんてやってはいけない。
(ID:25478518)
TPPの問題点としてISD条項の危険性はたびたび聞いていましたが、アメリカ本国まで主権を失うことになるとは知りませんでした。1%の富を独占する人達以外に99%もいるのですからワレン候補には是非頑張ってほしいです。
わが日本の政府は1%の人達と仲良しのようで、困りますね。突き進む彼らの意図は何なんでしょうね。世界大戦になるかもというところで皆必死に防いでいるのに。まるでそれを望んでいるかのような。
(ID:9966719)
いつも鋭いメッセージを発信していただき、とても勉強になります。多忙な中でのこまめな発信ゆえのこととは存じますが、誤字脱字が多すぎる気がします。流れが見える人には些細なことかもしれませんが、謎解きをしているようで。少しだけ配慮していただければありがたいのですが・・・