ロシアの元第1副首相射殺、計5名逮捕
A事実関係1: 【モスクワ=緒方賢一】インターファクス通信などによると、ロシアの野党指導者のネムツォフ元第1副首相が射殺された事件を捜査している「捜査委員会」は8日、事件の容疑者として新たに3人を拘束したと明らかにした。
連邦保安局(FSB)は7日、同国南部出身のアンゾル・グバシェフ、ザウル・ダダエフの2容疑者を拘束しており、これで容疑者は5人となった。新たに拘束された3人のうち1人はグバシェフ容疑者の兄または弟だ。
5人のうちダダエフ容疑者は8日、モスクワの裁判所で開かれた尋問で事件への関与を認めた。
ダダエフ容疑者はロシア南部チェチェン共和国の内務省部隊に約10年所属していたという。チェチェンはイスラム過激派の活動が活発で、内務省部隊は過激派の取り締まりにあたっている。
一方、チェチェンの首都グローズヌイでは7日、治安部隊に包囲された
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コメント
朝日新聞の13版記事を読んでいるとプーチン側の犯行以外に考えられないような錯覚を覚えます。この新聞にとってはその方が無難なんでしょうね。もしそれが事実だとすれば今回の手口は実にお粗末です。
やっぱり、プーチン政権を揺さぶりたい側に彼らの雇人がいると考えたほうが説得性があるんでしょうか。ネムツオフは金満家で艶福家でもあり、回教徒を揶揄する傾向も強かったらしく、私としてはその方面に同機ありと考えたいのですが、捜査主権がロシア官憲にあり、ロシアと米国は準戦争状態にありますから、ロシアとしてはこの事件を自国の利益、政権の利益の為に最大限活用するんじゃないでしょうか。
(ID:18367902)
朝日デジタルの報道によると、「チェチェン共和国のカドイロフ首長は、事件に対する関与を認めているダダエフ容疑者を擁護する姿勢を認め、宗教心に基づいた犯行」と語っている。プーチン氏は「請負殺人の特徴がある」と言っているが、海外に逃亡した人物がおり、黒幕ともみられ、今後の展開を注視したい。ロシア、ウクライナの対立問題から、フランス風刺画を擁護したネムツォフ氏の言説にショックを受けたイスラム侮辱の宗教問題にすり替わっているような気がしています。