A:事実関係
26日産経新聞
自民党の稲田朋美政調会長は26日のBS朝日の番組収録で、先の大戦後に東条英機元首相らが裁かれた東京裁判(極東国際軍事裁判)について「指導者の個人的な責任は事後法だ。(裁判は)法律的に問題がある」との認識を示した。戦後に公布された東京裁判所条例に基づく裁きは、事後法にあたるとの考えだ。
稲田氏は「東京裁判判決の主文は受け入れている」と述べる一方、「判決文に書かれている事実をすべて争えないとすれば(われわれは)反省できない。南京事件などは事実の検証が必要だ」とも指摘し、戦後70年を機会に改めて歴史を検証するよう求めた。
B;評価
私達は現代史を学んでいない。
そのつけが稲田朋美発言となった。
日本は1951年9月8日、吉田首相が全権で、 サンフランシスコでサンフランシスコ平和条約に署名した。
ここに次の規定がある。
「第十一
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コメント
稲陀田朋美氏には、本当にがっかりです。 大阪弁護士会所属の弁護士で、一説には、将来わが国で初の女性首相が誕生するとしたら、彼女だろうなどとの噂もあるそうで、それなりに優秀な人かと思っていました。
与党政調会長の要職にありながら、今頃になって、日本が戦後独立を承認されたサンフランシスコ平和条約のベースになっている東京裁判を否定して、一体どうしようと言うのでしょう。
あるいは、単に安倍氏にゴマを擦ってみただけなのだろうか? いずれにしても、国益を害すること甚だしく、まったく
許せない。
稲田朋美はたいへん優秀です。
それなりに、どころではありません。
高市早苗などとは桁が違います。
高市の右派ポーズなどは出世のために時流に
合わせているだけですが、稲田は違います。
筋金入りの右翼です。
しかも優秀。安倍の100倍くらいは。
わたしは民主党が大勝したあの総選挙で
福井1区が気になって仕方なかった。
自民党の大物がバタバタ落選したのですが
この女は当選してしまった。
鉛を飲んだような気分でした。
こわいですね。
彼女には選挙に強いという地の利があり
本性をむきだしにしてたたかっても
それを受け入れる時流という時の利もある。
稲田首相誕生はけっして絵空事ではない。
こわいですね。
彼女はたぶん戦争をやる。
和戦双方の選択肢があるときかならず戦を
選ぶ女です。
福井のひとは破滅指向ですね。
こんな女を選挙でえらび。
原発再運転を熱望してる。
I am not ABE・・・!
(ID:43050801)
「判決文に書かれている事実をすべて争えないとすれば(われわれは)反省できない。・・」どのような点を指しているのかわからないが,現政権はここまではっきり否定しないと思う.しかし何となく稲田氏のような考えが広がってくると,米中など「連合国」から,日本はやはり「敵国」と見なされるようになることを恐れる.「戦後」からの脱却は,サンフランシスコ条約を受け入れた上で,地道な努力を積み重ねて,平和国家としての方向を定め,実績を積み重ねていくしかないように思う・・