孫崎享のつぶやき

米。地上作戦可能の動きとイエーメンにおける米国大使館閉鎖(軍事でのテロ払拭無理、逆効果)

2015/02/12 07:56 投稿

コメント:10

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A: 米。地上作戦可能の動き

1:事実関係:米、地上作戦も可能とする決議案提示…期限3年

オバマ米大統領は11日、イスラム過激派組織「イスラム国」掃討作戦で、限定的な地上作戦を遂行できる武力行使承認決議案を議会に提示した。

オバマ政権は米地上部隊の投入を一貫して否定してきた。今回の決議案でも「長期にわたる攻撃的地上作戦」は認めないものの、方針転換を可能にした。

オバマ氏は議会に宛てた書簡で、「イスラム国を野放しにすれば、中東を越え、米本土を含めた地域に脅威を引き起こす」と指摘。限定的な地上作戦として、有志連合の要員への救援作戦、特殊部隊によるイスラム国指導者を対象とした作戦、空爆支援、情報収集などを例示した。数十人規模の作戦が多いとみられ、本格的な地上部隊投入に慎重な姿勢は変わっていない。

決議案によると、決議の有効期限は「3年」で、作戦の拡大や長期化に歯止めをかける。延長する

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コメント

テロとの戦い。勝者なき修羅の道。その言葉で触発されて次のように呟きたくなりました。

フランスの或る哲学者が「理念なき生活」を民衆に強いる権力体制は長続きしないと言っておりますが、この理念はパリコミューンの短い二か月間、1966年の文化大革命時にわずか一週間続いた上海コミューン、1968年5月に学生、芸術家、労働者が個々に立ち上がり、共通のコミューンが成立し、その後ポンピドーの選挙で消え去った。しかし、真理としてフランス人の心の奥底に生きている。

アングロサクソンはこういう理念を愚弄する。小説では近世に於いて推理小説をふんだんに世に出しただけだ。そういう傾向のアングロサクソンがこの哲学者が唱道する理念と共通するものを沢山保有するムスリムの原理とそしてそれを信仰まで高めて崇めている多くの人々の集団に挑む姿は私にとって実に滑稽以外の何物でもない。つまり、金勘定しかできないアングロサクソンはムスリムが横溢する中東の地で勝利を得ることはあり得ないと思うのです。

No.8 117ヶ月前

>>8
訂正です。”~”部分を挿入します。
第二節二行目から三行目、この理念は、、、、、上海コミューン”で生まれ生きた。”
第二節四行目から五行目、共通のコミューンが成立し、”そこでも生まれ生きた。”

No.9 117ヶ月前

>>3
『再生の日本』その他いろいろレトリックを口走って居る安倍晋三。そのくせ自身の地位を守るために、アメリカの戦争の下請けをやろうとしている。ISILは嫌いだがイスラム教徒の一般は嫌いでない。空爆にせよ艦砲射撃にせよ重火器砲撃にせよ、ISIL兵だけを狙い撃ちして殺せる筈がない。
必ず女こどもの非戦闘員をも巻き込んで殺してしまう。だから欧米人がなかなか信頼されず敵視される。そんな気分・感情をISILが狡猾に利用している。
そこへ日本の自衛隊がノコノコ出かければ、悪化しこそすれ改善・解決などあり得ない。安倍晋三は敢えての強行を企んでいる。自身の地位保全のためアメリカに睨まれたくないから…。

No.10 117ヶ月前
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