最近、ある場所で自民党議員が、内輪の会合で嘆いて見せた。
「妻からも母からも何故総選挙するのかと非難されています」
当然だ。消費税を上げるのに民意を問う。余りに馬鹿げたことだ。国民が反対するにきまっているではないか。
多分、この議員は自分の妻にも母にも何故解散しなければならないか説明できないであろう。
そこにあるのは、ただ安倍首相の驕り。
「自民党に入れるしかないであろう」
確かにその通りだ。
今や、責任ある政党は、「国民が何を考えているか。それを基礎に政策を作ろう」という意識は全くない。
私はそれを沖縄選挙に見た。
沖縄の県民は普天間米軍基地の辺野古移転に圧倒的に反対である。そして翁長氏が圧倒的多数で勝利した。しかし、勝利の輪に自民党もなければ民主党も公明党もない。
それが同じだ。消費税増税絶対反対の中に自民党もなければ民主党も公明党もない。
これが今の日本である。
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コメント
19日付け、植草 一秀「知られざる真実」ブログを参考にしてます。
国民は戦っているわけだ。なるほどねと思った。理不尽な感情ってなかなか消えないものですよね。良い悪いではなく、強い力を現実に持っている。それと戦うのか、それに身を委ねるのか?戦うとしてもかなり賢くやらないと行けない。まさにゲド戦記ですな。ちっと年齢が行き過ぎている気もするけど。よくわかりますよ、わたくしは。
未来を歌っていた伝説の人間っていったい誰なんでしょうね?鳩山さんくらいの人じゃないと、今は誰が総理なっても同じですよ。安倍をけなすのもほどほどにしないと、品格を落としてしまいますよ。
12月16日の選挙までにぜひ読んでおきたい本
・日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか 矢部宏治
(日本の現在と進むべき道が示されています)
・沈みゆく大国 アメリカ 堤 未果
(オバマケアの現実と何故そうなったか、ウォール街の戦略と明日の日本の医療がわかります)
・日本に巣食う4つの怪物 カレル・ウォルフレン
(9,11以降のネオコンの生き残り戦略が世界に及ぼしている影響の大きさがわかります)
日米安保条約と日米原子力協定に首根っこを抑えられていて国民の望む政策が行えない←ネオコン
TPPをつかって国境なき巨大資本による経済支配 ←ウォール街
堤未果氏はオバマケアを合衆国解体と呼んでいます。
合衆国のお先棒を担いでいる自民党は日本解体を目指しているのでしょうか。
60兆円もの国家予算を使い秘密だらけの軍事予算を使う合衆国、
冷戦が終わったときマクナマラが
「軍事予算が半分にできる」
というレポートを作成したことがパウルやチェイニー、ラムズフェルト等軍事関係者に危機感を抱かせ
ウォルフレン氏の言う4つの怪物のうちのテロとの戦いという偽の怪物を作り出した。
無用な地域紛争と冷戦の様な緊張状態がこのお仕事、予算を減らさないために仕事を創出するっていうのが
世界にこんなに迷惑な戦乱を巻き起こし各国が振り回されている。
日本も集団的自衛権でこれに参加するっていうことですね。
少なくとも2001年の9,11以降の合衆国は異常です、80年、90年代のアメリカに将来の日本を重ねてはいけません。
たった一度の大病で中間所得層が下層に叩き落とされ浮かび上がることが異常に難しい2014年の合衆国の現実が
「聖域なき構造改革」という耳触りの良い言葉によって、決して投資の対象にしてはならない「教育」「医療」
等も金儲けの対象にしてしまった社会がどうなってしまうのかを教えてくれます。
合衆国の現実も「合法的」に行われたという事を重く捉える必要があると思います。
政治に無関心では地獄が待っていますよ。
(ID:18367902)
前回の選挙は、民主党に投票しない。この国民の意思によって、民主党は瀕死の重傷を負った。民主党の票が、維新、みんなの党、共産党にも流れました。今回は、安倍不信任の選挙、自民党が大きく席を失い、野党各党が票を伸ばすことになるのでしょう。伸ばすようにしなければならない。国民の攻撃が、民主党から安倍総理に変わることになるといえるようにしたいものです。