10日日中首脳会談が持たれた。二年半ぶりである。期待も高かった。
米国の著名人二人がツイッターしている。
クローニン(Patrick Cronin)は保守系の論客である。日中首脳会談について、「結局冷たい握手」と書いた。
ハース外交評議会会長は「暖かさの欠如lack of warmth」と表現した。
11日読売新聞の社説には「首相と握手した際の習主席の表情は硬いままだった」の記述がある。
同じく11日の朝日新聞天声人語は、「 「霜を履(ふ)んで堅氷至る」のことわざは中国古典から来た。霜が降りるという前兆があり、やがて氷が硬く張る。日中の関係も、尖閣諸島や歴史認識といった「霜」を踏んで、堅氷の中に凍(い)てついている。首脳会談前、安倍晋三首相と握手する中国の習近平国家主席の表情も、氷像を思わせた。ようやくのトップ同士の顔合わせである。だが習氏の目も口も頰も、国内向けか
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コメント
>>15
保守でもなくリベラルでもない。言わば、安全地帯にいると見える人々の言動にガキの頃から無関心でおれない性分で申し訳ない。貴君への質問はやめます。
>>16
フレデイさん。
お若い頃どのようなご体験をされたのかは分かりませんが。
私に限らず、私情を持ち込んだ感情的な議論をされると、
場合によっては、相手は不快に感じると思いますよ。
私が前述で保守・リベラルの区分をコメントに取り入れたのは、
決して差別的な意味ではなく、単に分別をし易くするためです。
「私はリベラルだ、私は保守だ」と自信を持って宣言されている
方も多くおられるので。
保守だろうがリベラルだろうが、正しいことは正しい、
おかしいことはおかしい。それだけのことです。
私が「中庸」の精神(客観性、バランス感覚)を大切にしているのは、
偏った目線で自分自身にバイアスを掛けたくないからです。
なぜ欧米諸国は敵ばかり作るのか。
それは、キリスト教の二元論が影響しているからではないか
と考えています。
自分達の価値観が絶対的に正義であり、反対に相手の価値観はすべて
間違っていると考え、価値観を相手にも押し付けるようなことばかり
しようとするので、反発がおき、摩擦がおき、敵を作ってしまう。
妥協することを知らないので、永遠と不毛な悪循環に陥ります。
政治についても全く同じことが言えるのでしゃないでしょうか。
保守とリベラルの区分など、本来は曖昧なものです。
その定義は、人によっても視点によっても異なります。
例えば、孫崎先生は、「私はリベラルだ」と公言されておりますが、
「対米自立」というのは、本来これは「保守思想」でしょう。
それを日本の右翼が米国の属国化を望むので、その定義が
おかしなことになっているだけ。
政治論議に、保守だのリベラルだのに拘る理由などそれほど
重要ではないと思われますが、如何でしょうか。
>>17
分かりました。
(ID:18367902)
米中間に横たわる問題は、米中と異質な価値観を持つ日本である。今回は米国から日本に対し大きな圧力があったのでしょう。しぶしぶ中国に擦り寄ってきたので、中国は大人の気持ちで4つ問題点を羅列することによって、日本の跪き外交を受け入れたのでしょうか。格下の扱いを露骨に受けた感は否めず、友好的雰囲気が継続して維持出来るかどうか、かなり疑わしい。もろもろの不満を乗り越える胆力を安倍総理、自民党に期待したいが、いずれ日本の独自性を発揮するのでしょう。中国と経済的に結びつきの大きい企業は、振り回され続けることになるのでしょう。景気など、安倍総理は言葉とは裏腹に、全然関心がないと見ています。