A:事実関係:
再稼働関係者のうち、①立地薩摩川内市の岩切秀雄市長と市議会が再稼働賛成を決め、②県議会も支持の方向、③県知事も支持の方向である。
中央からは宮沢経済産業相や細田自民党幹事長代行が再稼働要請に動いた。
報道:4日朝日新聞:
川内原発再稼働、鹿児島県議会が同意へ 容認派が過半数
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に、鹿児島県議会(定数51)が同意する見通しとなった。
5~7日に開かれる臨時議会では、まず原子力安全対策等特別委員会(15人)が再稼働推進、反対の陳情を審議。7日の本会議でも同じ陳情を審議する。特別委は委員長を除く委員14人の過半数が再稼働を容認する意向を示した。議会全体でも議長と欠員2人を除く県議48人の過半数が、再稼働を容認する考えを示した。
3日、鹿児島県を訪れた宮沢洋一経済産業相は川内原発を視察。伊藤知事や池畑県議
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コメント
宮沢経産相は川内原発を視察して訓示を垂れ、「かわうち原発」と言ったとのこと。ひどい人ですね。今まで何の関心もなかったということが丸わかりです。この人が原発政策のトップとはね。
人を傷つけないこと、人を飢えさせないこと、その両方を考えるのが政府の勤めですよね。この際あなたがやらなければ他の人はできないのだから、考えなければならないのはあなた自身ですよ。むろんよく考えての判断でしょうから、それなりに尊重しますよ。私欲はありませんから勝手に判断してください。
なぜか、スピッツの「楓」という局を思い出しました。別れの曲だと思っていましたが、違うのかもしれませんね。原発も夢も諦めないことです。Where there is a will, there is a way.
孫崎の「評価」によると
「原発は地震、津波等に極めて脆弱、安全でないことは福島原発が示した」とあるが、原発と全く無関係の沿岸地域の市街地の耐震、耐津波機能(例:堤防)などの不備により、2万人以上が死亡(行方不明を含む)しており、一方、原発施設は水素爆発により施設の大半が破壊したが、その結果として死亡はゼロである。また、施設の破壊は核反応とは無関係であり、核燃料容器に使用されたジルコニウム金属と水との高温における接触から発生した水素が建屋内に充満し、爆発した結果である。冷却システムの設計不良、施設管理者の状況判断の間違い(バルブの開閉の認識不良、冷却水の注入方法)、予想されていた水素爆発を防止するための建屋のベントシステムの設計不良などは事実である。(時の総理大臣が怒鳴ったから事故が起きたわけではないー原発推進者であった自民党が現職の民主党総理大臣に罪をかぶせようとしただけ)福島原発の事故は地震の揺れとは無関係であり、唯一、津波によりポンプ室が浸水して電源が失われたのが原因。また、福島原発は本来海抜25メートル以上の建設地を選んでいたので、この津波でもポンプ室の浸水は発生しなかったはずだが、設計時(昭和30年代)の機械工学れべるでは、25メートルも下の海面から吸い上げる技術に自信がなく、やむを得ず、地面を削って海抜10メートルくらいまで設備設置面を下げたため、津波の被害をうけやすくなったのである。上述の設計上の弱点は、最近の原発ではすべて解消されており、想定される地震、津波に対する抵抗力は格段に向上している。ただし、地球の環境変動を完全に予測することは無理。予想しない地殻変動、気温変化、彗星の落下などが起きれば人類はマンモスと同様に死滅するだろう。鹿児島湾の海底で大規模噴火が起きれば、川内原発の有無にかかわらず、鹿児島市の住民は熱や落石で全滅するのは明らか。それが明白なのに川内原発から避難するプランを考えたりするのは噴飯もの。既に死んでいる市民がどうして逃げるのか。
(ID:18367902)
「B.評価」にすべてが集約されている。
人間が人間である限り、人間を人間ととして存在させている創造性に畏敬の念を強めるのが、己が今現在ここにある意味合いを認識したことになるのであるが、己の存在性を認識できない愚かな人間がどうしてこのように多いのであろうか。
移ろいやすい「物と金」は一時的な所有であるのにも関わらず、普遍的絶対的な創造性を無視する価値観が支配する川内地方とはどのようなところか。原発がなければ生きていけないのか。欲の皮が突っ張って、生きているだけでなく、死んでからも国が責任をとれなどと言っているように、強欲性の強い土地柄なのだろうか。