米国は「イスラム国攻撃」の有志連合を形成しようとしている。
有志連合の形成に極めて重要なのはトルコである。ケリー米国務長官は12日、トルコの首都アンカラを訪問し、ダウトオール首相等と会談している、
トルコはシリア、イラクとの国境が1300キロという。シリアとは900キロ。シリア、イラクに拠点を持つためには、武器、人員の供給を絶つため、トルコの協力が重要である。
トルコが協力を躊躇する最大の理由はクルド問題である。
今日、米国は「イスラム国」と戦うために、クルドに対して積極的に武器供与を行っている。
他方、トルコにとって安全保障上の最大の脅威はクルド人の自治要求である、トルコ軍はこれと長年戦ってきた。従って、「イスラム国との戦い」にクルドが中核になる限り、戸津子としてはその協力に躊躇せざるを得ない。
これに加え直近の理由は
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本年6月イラクのモスールでトルコ領事館が襲撃さ
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コメント
>>10
アメリカがアラブに嫌われているのは誰でも知っている。まさかあんたが考え出しただと言うんじゃないだろうね。
「宗教、イデオロギー、ヒューマニズム、道義、がアラブに豊富にある」とあんたは言うが、これらの言葉はすべて英語の翻訳かtransliterationだよ。すなわち、欧米が発明したものだ。当然、欧米にも存在する。アラブには全く無いとは言わないがどちらかと言えば、アラブには希薄な点があることは否めない。
フレディよ、あんた個人には興味はないし、私がどう考えようが、もちろんお前さんの心配することじゃない。
>>9
沖縄の独立というテーマは私が持ち出したのではありません。私は沖縄に独立の機運があるという投書を読んで、その可能性について考察しただけです。私としては「沖縄の独立」に実現の可能性は薄いと思っています。もちろん、沖縄民が不満を持っているのは承知しています。しかし、不満は国内の至るところにあり、政府としてはバランスのとれた合理的な対処さえすれば、国民の大多数から、支持され、それによって政権は維持できるでしょう。政府を潰してしまえば元も子も残りませんし、それは国民の大多数が望むところではありません。
イスラム国が残虐だというのは米国や欧州のプロパガンダにすぎません。
たしかにナイフで首を切断するのは衝撃的です。
わたしもこうした行為には吐き気を催します。
ソ連のアフガニスタン戦争にさいして。反ソ反政府勢力がどんな行動を
とったか、まったく今回のイスラム国と好一対です。
捕虜の政府軍兵士やソ連兵にガソリンをかけて生きたまま焼き殺すなど
あたりまえに行われていました。
もっとひどい殺し方も。
米国はかれらをなんと言ったか。
自由の戦士。
欧米マスコミはこの実態をありのまま報道しませんでした。
なにしろ自由の戦士にとって都合悪いですから。
わたしが知っているのは新聞記者に友人がいるからです。
自由の戦士と呼ぶか、残虐なテロ集団と呼ぶかは米国の
都合次第です。
欧米マスコミは(日本も)ポチです。
かれらにくらべればイスラム国はまだましのように見えます。
(ID:18367902)
ドイツが米国と基地協定を結ぶ基本的考え方と何ら変わることがない。トルコの利益が優先するのであり、自国の利益が阻害されるのであれば、米国でさえ協力しない。日本の政治家は、ドイツどころかトルコの政治家にも遠く及ばない。まさしく沖縄の問題は、同じような考え方が出てきておかしくないのであるが、米国に従順に従うのみ、自国日本沖縄の利益を確保しようとするのでなく、米国に差し出しているのである。多分、日本の政治家はトルコの問題としてとらえ、自分たちの政治力が問われていることに気づくことはないでしょう。