民主党に党是，綱領などあるのであろうか。原発、集団的自衛権、特定秘密保護法、TPPなどあらゆる政策で方向性が示せない。烏合野合の衆が連合目当ての票をあてにしている。公明党が創価学会の票をあてにする、共産党が共産党赤旗に依存する、社民党が連合の票をあてにするのと、大きな差がない。小選挙区制で組織だけに依存していては、公明党も加わった巨大な自民党の利権組織に太刀打ちできない。さらに、自民党より右寄りな人たちが勢力を伸ばしていては、まったく期待できない。日本人は、反省して出直すことのできない民族であり、民主党がその典型的な例と言えます。私などは、中国が日本は戦争責任を反省していないというように、民主党は国民を裏切り反省せず信用のおけない党であり、今のままでは、自民党の中の議論の方に期待している。民主党の未成熟な勢力争いなどに付き合っている暇はない。

民主党は、「政党とはいえない、烏合の衆に過ぎない」ことが露呈したから、短期間で政権を失ったのだ。
鳩山首相が「普天間は最低でも県外」と言ったのに、外相も、防衛相も、官房長官も従わなかった。内閣の不一致を批判する声も、党内から出てこなかった。その結果、何も決められない政府になったため、国民から見放されたということに、いまだに気づいていない。
労組に依存して政権が取れるなら、とっくに社会党政権や共産党政権ができていたはずだ。当時より遙かに弱体化した労組に頼って、政権が取れる道理がない。
原発反対やＴＰＰなどで、あれほど盛り上がっている国民に目を向けないのは、政治家としての能力がないとしか思えない。民主党は、解党して出直さない限り、「二度と政権につくことはあり得ない」と気づかなくてはならない。

日本の政界では米国ににらまれるか、にらまれないか、つまり米国の工作に応じるか、応じないかで勢力が分かれている。にらまれのに怖気ない、工作に応じない剛で真の愛国者は限りなく少なくなって来ている。安倍政権は愛国心無き政治の極致にあるのではないだろうか。

上記の現象は西欧諸国でもっと著しい形で出現している。３日前だが、CIAの複数のOBが「西欧先進国のUK、フランス、ドイツ、イタリアの首長、主要政治家は米国にとって例外なくON　SALEだ。ブレアなんてイラク戦争直前に５０億円相当のドルを手にした」と告白している。この程度のことは独立プロのジャーナリストにとって常識だと。ドゴール、シラクが去った後、西欧の良識は全滅。

西欧がそうだから日本はまだましなのかも知れない。

日本というより世界中で、新しいもの、今までとは違うなにかを求める本能のような欲動が蠢いている気がする。それはその人間が自覚使用がしまいが関係なく湧き起こって来る生命の衝動のようなものだ。誰も安倍や米国を心から支持していない。ただ一時的な安定と好景気を与えてくれたから指示している。一種の契約のようなものだ。契約が破られれば関係が終わる儚いものだ。でも国民は本当に自分達の心と夢をあづけられる人間を求めているのだ。きっと、セトと対峙したホルスのように粘り強い人間が求められる。正義を振りかざすだけではダメだ。

孫崎氏曰く：
「今、国民は幾つかの重要政策で安倍首相の政策とは逆を望んでいる。
１：原発の再稼働は望まない
２：集団的自衛権には反対である、
３：消費税アップには反対である」

この孫崎説は真実ではない、嘘である。

「今、国民の一部は幾つかの重要政策で安倍首相の政策とは逆を望んでいる」と言えば真実になる。
すなわち、言いかえれば「今、国民の一部は幾つかの重要政策で安倍首相の政策を支持している」が真実である。

したがって、民主党がもし孫崎氏の解説どおりなら、民主党には自民党に代わって政権を獲得する可能性を持っていることになる。モノは言いようだね。孫崎説には説得力はない。

oldjapさんのようにものごとの道理をよくご存知のかたが
なぜ集団的自衛権などというまったく日本の利益に資する
ことのない損するだけの事柄に賛成するのか分からない。
かりに憲法違反など知ったことかという立場だとしても。

推進派は戦争の好きなひとたちですよ。
口先でなんと言ってようが。

よその国が戦争してるのに日本がしていないという状況が
我慢できないひとたちです。
まともな国家なら国益のために戦争をするものだと思っている
人たちですよ。
日本よ、国家たれ、というあれですね。
国旗につつまれてきれいな軍服を着た様子のよい兵士にかつがれた
棺、そして空に向けた小銃の空砲射撃、そういうアトモスフェアに
うっとりするアホとしか言いようのない人たちです。
まちがってもoldjapさんはそうじゃないでしょうに。

>>5
世の中の物事はすべて逆説も真なりで、成り立っている。あなたの言う通り、「民主党は自民党に代わって可能性をもっている。」と言えますが、逆に孫崎さんのお話の通り、「現在の政策では、自民党に代わりえる政策がない。」ともいえる。世の中に正義などなく、真実などなく、国民一人一人が、自分の生活を向上させてくれる政党かどうかが問題でしょう。企業に重点が敷かれる政党でなく、国民に目を向けた政党を望むとき、今の政権では達成できないと見る国民があって当然なのです。国民に目を向けた政党ということで民主党は政権をとれたのであり、現状は国民から遊離していると見るべきでしょう。