1:今日、読売新聞は日本で最大の発行部数を持っている。
代表の渡辺恒雄氏の政治の世界への積極関与もあって、影響力は強い。現政権の各種の問題点、原発の再稼働、集団的自衛権の推進、TPP参加等を主張し、その紙面つくりを行っている
私は今日の日本政治の歪みは最大発行部数を持ち、影響力のある読売新聞が、客観的報道が出来ず、メディアの指名である政権への健全な批判勢力になるとの姿勢を喪失していることに一因があるとみている。
その読売新聞がここにきて急速に発行部数を減少させるという現象が出てきた。
読売新聞の発行部数は次の変遷をたどっている(出典:メディア黒書)
2013年10月 9,882,625
11月 10,007,440
12月 9,767,721
2014年1月 9,825,985
2月 9,738,889
3月 9,690,937
4月 9,485,286
5月 9,
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コメント
私を含めた日本人の集団に私は絶望感を抱いていたんです。
今は亡き大仏次郎と伊丹十三は40年前に日本人の本質を廃仏毀釈当時の村人たちの行動(みんなで仏像を何の議論もなく河原に捨てた)に発見し、暗然としたのですが、その傾向は今も改まらず今日に至っていると感じていました。
でも、このニュースは日本人の集団に何らかの変化が現れ若干の光明がさしてきたのを知らせていると信じたいです。
Wikipediaで読売新聞の創設者 正力松太郎氏を見てみましょう。
CIA協力者として のところに
「日本へのテレビ放送の導入と原子力発電の導入について、正力はCIAと利害が一致していたので協力し合うことになった、その結果、正力の個人コードネームとして「podam」(英:我、通報す)及び「pojacpot-1」が与えられ、組織としての読売新聞社、そして日本テレビ放送網を示すコードネームは「podalton」と付けられ、この二者を通じて日本政界に介入する計画が「Operation Podalton」と呼ばれた。これらの件に関する大量のファイルがアメリカ国立第二公文書館に残ることになった(アメリカ国立公文書 Records Relating to the Psychological Strategy Board Working Files 1951-53)。」
とあります。
どの国でもクーデターを起こすとまず占拠するのは放送局。
合衆国は 情報統制の為に新聞社、テレビ局を作ってしまうんですからスケールが大きいですね。
9月1日は関東大震災が起こった日だそうです。
その時警察の要職にあった正力松太郎氏が新聞社に「朝鮮人が暴動を起こすから気を付けるように」と、流言飛語を流して朝鮮人大虐殺を引き起こしたと言われています。
警察、軍による朝鮮人、中国人の殺害は7800人にのぼり自警団と言われる人たちによる物も多数にわたった様です。
警察官がメガホンを持って「朝鮮人が暴動を起こすから噐おつけるように。」とやったそうですから、すさまじかったでしょう。
マスコミ、政府、軍が足並みをそろえるといかに恐ろしい事が平気に起こるかがわかります。
原発、TPP,集団的自衛権、いずれも政府には都合が良いでしょうが、国民にはどうなんでしょう。
「読売なんか潰れてしまえ」と、思っています。
>>3
貴兄の文章で権力の恐ろしさを再認識しました。
フランシス・フクヤマが「歴史の終わり」を書き、米国の支配層を喜ばしましたが、その後、資本の貪欲は野に放たれた虎の如く傲慢になり、米国の嘘情報散布は、若い時の正力松太郎の手口をそっくりまねた如く
、世界規模で展開されています。
いずれまた、フランシス・フクヤマを驚愕させる新たなレヴォリューションが開発されるのじゃないでしょうか。そんな予感がします。
(ID:18367902)
己の分際を客観的に分析できない読売新聞、現在においても、戦争に導いた思想と異なるところがありません。
読売新聞の購読者が離れている原因は、消費税増税が響いていることは確かでしょう。情報源として欠かせない新聞であれば読者は止めることを避けます。いかんせん政府の御用新聞に堕落しており、読めば読むほど、だまされ続けるばかりであり、返って読まないほうが正しい判断ができるとあっては、購読を止めるのが当たり前である。国民を馬鹿にするものは、一気に仕返しを受けます。但し、朝日新聞も同じような現象にあれば、消費税増税だけでなく、マスコミ不信も大きく作用しているといえます。新聞自体のの読者離れが加速する。日本人ほど新聞を信用する国民は少ないので、日本もようやく体制を信用せず、自己主張できる国民に成長できるのかもしれない。