鳩山由紀夫元首相が理事長を務めるシンクタンク「東アジア共同体研究所」は5月31日、琉球・沖縄センターの開設を記念するシンポジウムを那覇市内のホテルで開いた。

 ここでは、辺野古を抱える稲嶺名護市長は訪米の取り組みを報告し「米国で沖縄の問題はまだ知られていないが、訪米中に47件の日程をこなし、テレビや新聞などメディアから12件のインタビューを受けた。文字や映像で多くの米国民に伝えた意義は大きい」と話した。

 太田元知事が鳩山氏を支持する演説をした。

 糸数参議院議員も参加した。読谷村村長も挨拶した。

 本来、これらの人々は普天間米軍基地の辺野古移転に反対の人々である。もし、鳩山氏に裏切られたと騒ぐのなら、これらの人々は真っ先に鳩山氏を糾弾すべき人々である。

 しかし、今、何故こうした人々は鳩山氏と協力をしようとしているのか。

  1. 普天間基地の辺野古移転を図る安倍政権