集団的自衛権について15日安倍首相はその必要性を説く記者会見をした。

 一連の動きで重要な点は、憲法を正当な手続きで改定できないから、解釈で変更することは、憲法と言うものの意義を否定することである。

 ニューヨークタイムズ社説がこの事情を説明している。すでに本ブログで掲載したが再掲する。

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「米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は8日、安倍晋三首相が憲法9条の解釈を変更し、集団的自衛権行使を容認する意向であることに関し「民主的手続きを損なう」と批判する社説を掲載した。「日本の平和主義憲法」と題した社説は、憲法9条がノーベル平和賞候補になったと紹介。安倍氏がハードルの高い改憲ではなく、解釈変更により「9条の無効化を追求している」と指摘した。

「安倍氏の最大の政治目標は、第2次大戦後に米軍によって書かれ、押し付けられた憲法を改正す