TPPは24分野の交渉でスタートした。

 市場アクセス(工業)、市場アクセス(繊維・衣料品)、市場アクセス(農業)、 原産地規制、貿易円滑化、SPS(衛生植物検疫)、TBT(貿易の技術的障害)、  貿易救済措置、政府調達、知的財産権、競争政策、サービス(クロスボーダー)、  サービス(電気通信)、サービス(一時入国)、サービス(金融)、サービス(e-commerce)、投資、環境、労働、制度的事項、紛争解決と様々な案件がある。

 これらは日本社会に対して深刻な影響を与える。

 私は、最も重要なものは紛争処理、ISD条項と思う。

平成25年5月2日参議院予算委員会公聴会での私の発言は下記で切り出した。)

「 TPPは日本の将来を決める大きな岐路です。

、今日の外交問題で最も重要な課題であると言えます。

TPPにはさまざまな問題があるがISD条項は国家の主権を揺るがす重大課    題です。