昨日のブログで、今回のロシアのクリミア軍事侵攻の前にウクライナの前政権崩壊の後ろにアメリカがいること、デモと治安当局との衝突で死傷者が出たが、その狙撃犯が政権崩壊をめざすグループに雇われていたことを記しました。
ここでビクトリア・ヌーランド国務省国務次官補とは何者かということが当然関心を呼びます。調べるととてつもない人間が出てきました。ネオコンンの理論的中心人物のロバート・ケーガンです。
話を2001年の9・11米国同時多発事故まで戻したいと思います。9・11米国同時多発事故はその後の国際情勢を大きく変えます。これによって米国がイラク戦争やアフガニスタン戦争に突入することが可能になりました。
9・11米国同時多発事故がどのように怒ったのでしょうか。謎の部分が多くあります。
一九九七年六月、米国の有力な保守主義者たちは、「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」というグ
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コメント
シュルツ元国務長官のベクレル社、チェイニー副大統領が元CEOのハリバートンちなみにチェイニー夫人はロッキード・マーティンの元重役。
2001年の合衆国の国防費は4500億ドルくらいだったのがイラク戦争で跳ね上がり、更にアフガン戦争で上昇が止まらず、
2011年で7100億ドルにまで達してしまいました。
イラク戦争、アフガン戦争で費やした金額は7000億ドルと言われています。「貧困大国アメリカ」と化してしまい社会保障がどんどん削られてネオコンに流れていったのですね。
オバマさんは国防費削減を掲げていましたけれど、それが面白くない巨大な力を持った勢力が暴走しているのでしょうかw
一度増やしてしまった予算を削減していくのは大変だと思いますけれど、世界平和のためにもオバマさんには頑張っていただきたいものです。
日本の土建屋さんたち、原子力村でさえこんなに国を誤った方向に誘導できるのですから、軍事力を持った人達の強さたるや半端無いのでしょうけれど・・・。
日本は強者が弱者を助けることで勝つスキームで生き残ってきたと思う。しかし、国際関係の中では、このスキームがなかなか通用しなかった。
強者と強者の関係の中で、それでも日本は曲がりなりにも潔い行動をしてきたと思う。
強者と強者は、ぶつかるのではなく、弱点を補完しあう関係である事をお互いに認識する必要があると思う。
ヌーランドの父方の曾祖父は、ロシア系移民。
ウクライナを巡る、ロシアとポーランドの領土紛争は、理解してますね。
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孫崎さん、いつも新たなる情報をありがとうございます。世界の争いごとには必ず仕掛け人がいる。これはもう常識になりつつありますよね。安倍総理はそんなことも気づいてないから政治も阿倍コベ(笑)なんですね。